万屋ギャラリー1-5
No.56〜65

注:写真をクリックすると大きな写真を展示してあるページへジャンプします。

56

上記のメイン機体だけ
公式設定機体

RX-121-2 ガンダムTR-1 [ヘイズルU]
完成日:07/01/15
登場作品:ADVANCE OF Z (A.O.Z)
ティターンズの旗のもとに

Scale & Grade
a) No.69:1/144 HGUC
形式番号:RX-121-2
名称:ガンダムTR-1 [ヘイズルU]
(GUNDAM TR-1 [HAZEL U])
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT
キット定価:1500円(税込み)

b) 当サイトNo.38,40〜46で
作成したバックパックやパーツ



各カスタマイズ ヘイズルU
概略
上記写真の機体だけは、A.O.Z.での公式機体となります。リンクページに掲載されている、上記以外のパーツを装着した機体類は、全てオラザクとなります。

ヘイズルUの説明は、電撃ホビーマガジン等をご参照下さいませ。ほとんど1/18に発売予定の”ジムクゥエル”とパーツが同じです。特に腰部、脚部は、予備機用パーツとなっているので、そのまんまです。

キット説明
ヘイズルUだけなら、キット付属のモノだけをそのまま使ってます。無改造です。

塗装
追加塗装が必要な箇所だけ、ティターンズMk-Uと市販塗料を使って、筆で塗装してます。最後に艶消しクリアーコートでフィニッシュしてます。

組み上げ
ストレート組みで、パーティングライン消しは行ってません。H-アイズによるスコープディテールアップも無しです。

フィニッシュ
上記参照。

マーキング
市販のガンダムマーキングと持っていた在庫のシールを使いました。

感想
実は雑誌の作例である”ヘイズル・アウスラ”を作るための、ある意味、ベース機体として組みました。今、飾り棚には、ヘイズルUの状態で飾ってません。これまでに作ったA.O.Z.系MSの換装パーツとして、使っています。

以上の理由と、公式機体であるため、ここで追加する説明はほとんど無いです。ほとんどジム・クゥエルのパーツを使った機体で、プリムローズを搭載した準実戦配備版のヘイズルUベースのヘイズル・アウスラのための機体です。

ただし、リンク先のページに掲載されている、他のオラザク設定バックパック等を使った機体の説明が必要です。

写真2-1〜2 シールドブースター1機を右手に追加:これはキットだけで組める機体です。
写真2−3 上記機体にチョバムアーマーを追加装備:上記のヘイズルUの状態にさらに、雑誌付録のキットであるFG"プリムローズ"付属のチョバムアーマー(上下)を装備した機体。下はヘイズルUのみ装備可能です。ヘイズルUのキットだけのベース機体にアーマーを取り付けたのはこれ1機のみ。他は、アドバンスドヘイズルとか、ヘイズル改に付けている機体です。
写真3-n ツインシールドブースター装備:これは実戦配備カラーのシールドブースターを1個、アドバンスド・ヘイズルから持ってきました。これを両手に装備。以降の機体のベースは、この機体とします。
写真4-n 上記の頭部センサー付き:アドバンスド・ヘイズルから頭部センサーを持ってきて装備。出来るだけ、センサー有り無しの両方を撮影しました。
写真5-n トライシールドブースター装備:これは本来は両手で肩のグリップを掴んで、前かがみ気味になって突貫する機体です。アドバンスド・ヘイズルの余剰パーツで作って実戦配備カラーのパックとシールドブースター1機からなる、バックパックを装備してます。
写真6-n 上記の頭部センサーユニット付き:写真5の機体にアドバンスド・ヘイズル付属の頭部センサーユニットを取り付けたものです。
写真7-n バインダーバックパック装備:ツインシールドブースター装備型のバックパックを百式などで使われているバインダーバックパックに換装した機体です。このバインダーバックパックは、当サイト作例No.43のヘイズル・ヘリオスの標準バックパックとして作成した物です。付いていた機体からはずして取り付けました。
写真8-n ブースターバックパック装備:ツインシールドブースター装備型のバックパックをEx-Sガンダム等で使われているブースターバックパックから作った、専用ブースターバックパックに換装した機体です。これは、当サイト作例No.44のヘイズル・ウラヌスの標準バックパックとして作成した物です。付いていた機体からはずして取り付けました。
写真9-n マイクロユニバーサルブーストポッド付きバックパック装備:ツインシールドブースター装備型のバックパックをNo.46で作った、ジムトライアル E型で使ったマイクロユニバーサルブーストポッド付きバックパックに換装した機体です。
写真10-n ハイマニューバ・バックパック装備:ツインシールドブースター装備型のバックパックをNo.46で作った、ジムトライアル E型で使ったハイマニューバ・バックパックに換装した機体です
写真11-n 高機動型バックパック(ガンダムMk-Uのバックパック)装備:ツインシールドブースター装備型のバックパックをNo.43,44で使ったガンダムMk-Uのバックパックに換装した機体です。
写真12-n ヘイズル・ラータイプ装備:ツインシールドブースター装備型の機体を、ヘイズル・ラーの装備(+頭部センサーユニット付き)に変更した機体です。
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緊急脱出ポッド [プリムローズ]
(テスト機カラー)
完成日:07/01/15
登場作品:ADVANCE OF Z (A.O.Z)
ティターンズの旗のもとに

Scale & Grade
a) No.069.5:1/144 FG (FUROKU GRADE)
電撃HOBBYマガジン07/1月号付録キット
名称:緊急脱出ポッド [プリムローズ]
EMERGENCY ESCAPE POD [PRIMROSE]
キット定価:雑誌の価格で980円(税込み)

b) 当サイトNo.38,40〜46,56で
作成したバックパックやパーツ
概略
電撃HOBBYマガジン07/1月号の付録キットです。基本はヘイズルU用の緊急脱出ポッド(コクピット兼用)なんですが、No.58で作っているヘイズル・アウスラは、No.38で作った”ヘイズル改”をベースに作ってます。これは今回ここで作ったプリムローズがテスト機カラーであり、実戦配備カラーではないこと、及び、上記の雑誌のP38の作例が、ヘイズルUベースではなく、今回はこれを目標に作る事に決めたからです。

キット説明
このプリムローズはキットのまま作っており、無改造です。

塗装
配色も多少アレンジしてますが、おおむねP38の作例に準じて塗装してます。

組み上げ
ストレート組みで、パーティングライン消しは行ってません。

フィニッシュ&マーキング
艶消しクリアーでトップコートし、ガンダムマーキングとヘイズルU添付マーキング、及び在庫のシールでドレスアップしました。

感想
思っていた以上に”小さい”キットでした。まぁ、1年戦争時のコアファイターと同じコンセプトで作られた物なので、こんなもんだと思います。配色は、いいと思った作例やイラストを参照にミックスしてます。

現在、この完成品は、この状態では無く、No.58のヘイズル・アウスラの状態で(ヘイズル改に装備させて)飾ってます。”設定では変形、キットではパーツ組み替えでコアブロックになる”というのは面白いコンセプトのキットだと思いました。ガンダム系機体だから違和感が無かったです。

それと、ヘイズルに装着できる個数は基本が1機なので、今回はフルドドのように、複数は作りませんでした。
58

RX-121-2
ヘイズル・アウスラ
(電撃HOBBYマガジン07/1月号 P38イラストの近似機体)
(テスト機カラー)
完成日:07/01/15
登場作品:ADVANCE OF Z (A.O.Z)
ティターンズの旗のもとに

Scale & Grade
a) No.69:1/144 HGUC
形式番号:RX-121-2
名称:ガンダムTR-1 [ヘイズルU]
(GUNDAM TR-1 [HAZEL U])
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT
キット定価:1500円(税込み)
(当サイト作例No.56で製作した物を使用)

b) No.56:1/144 HGUC (限定版)
形式番号:RX-121-1
名称:ガンダムTR-1 [ヘイズル改]
(GUNDAM TR-1 [HAZEL CUSTOM])
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT
キット定価:1365円(税込み)
(当サイト作例No.38で製作した物を使用)

c) No.57:1/144 HGUC
形式番号:RX-121-2A
名称:ガンダムTR-1 [アドバンスド・ヘイズル]
(GUNDAM TR-1 [ADVANCED・HAZEL])
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT
キット定価:1600円(税込み)

(当サイト作例No.40で製作した物を使用)

d) No.069.5:1/144 FG (FUROKU GRADE)
電撃HOBBYマガジン07/1月号付録キット
名称:緊急脱出ポッド [プリムローズ]
EMERGENCY ESCAPE POD [PRIMROSE]
キット定価:雑誌の価格で980円(税込み)
(当サイト作例No.57で製作した物を使用)

e) No.56.5:1/144 (HGUC)
形式番号:FF-X29A
名称:G-PARTS フルドド
(G-PARTS HRUDUDU)
TITANS PROTOTYPE SUPPORTING FIGHTER
キット定価:雑誌の付録として1050円(雑誌込み)
(当サイト作例No.40で製作した物を使用)



RX-121-2 ヘイズル・アウスラ
RX-121-2 HAZEL・OWSLA
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT

及び関連機体
概略
電撃HOBBYマガジン07/1月号 P38のイラストを参考に、それに近似する機体を目標に、これまで作った機体を分解、再構成して、製作しました。現在、これまで作ったキットは、この状態に組み立てて、飾ってあります。

キット説明
以下の様なパーツ使用としてます。

1)頭部:ヘイズル改
2)腕部:ヘイズル改
3)肩部:右肩はプリムローズ付属の肩アーマー、左肩はヘイズル改のままですが、プリムローズのパーツを装着
4)上半身:ヘイズル改の物から、プリムローズパーツのみに変更
5)下半身:ヘイズル改+アドバンスド・ヘイズルのサブアームユニット
6)脚部:ヘイズル改+アドバンスド・ヘイズルの足下駄(はずせなかったのでそのまま。ここはイラストと違います)
7)バックパック:ヘイズルUのトライブースター
8)右手:フルドドパーツ+ヘイズル改のビームライフル
9)左手:ヘイズル改のシールドブースター
10)他、追加武装:右胸にプリムローズのパーツのアームを装着。イラストのような、プリムローズキット2個で作れる、後ろにマウントできるアームではないです
11)マーキング:完成品のヘイズル改、アドバンスド・ヘイズル添付、ヘイズルU添付、ガンダムマーキング、在庫マーキングをミックスして使用

塗装
おおむねP38の作例に準じていますが、これまで作ったキットの組み合わせなので、それなりに違います。

組み上げ
これまでのキットの状態(ストレート組みで、パーティングライン消しは行ってません)。

フィニッシュ&マーキング
これまでのキットの状態

感想
なんとまぁ、ゴージャスにキットを使う機体です。なんと5機です。それでもイラスト通りにならない(プリムローズが1個足らない)。ところでヘイズルU装着の写真がないのは、こちらの白機体の方が好きだからです。上半身がプリムローズの白まんまになるため、矛盾しますが、キットのままのヘイズルUには合わない気がしました。というか、ヘイズルUのパーツはトライブースターだけ。だから、ヘイズル改+サブアーム+プリムローズ+フルドドと言った所でしょうか。それでも公式の名前があるからいいです。

それと、リンク先の写真ページにある、ヘイズル・ヘルハウンド(オラザク)というのは、フルドドの残りとか、ヘイズルU機体とか、これを作るために残ってしまったパーツの一部を使って作った、おまけ機体です。あんまり、感情移入してません。

また、これを作るために、巨大な機体である”ヘイズル・ケルベロス”は分解されてしまいました。その分、キットを飾るスペースが空きました。

尚、これを基本工作付きで真面目に作ると、キット代だけでそうとうしますので、完成品オークションで売った場合、よほど高額終了にならないとあんまり割に合わないかもしれません。赤と白で塗装された”アニヴァーサーリーモデル”を作って売っている人をネットで前に見かけましたが、あれは高額終了でした。大変だったと思います。
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RGM-79Q GM QUEL
ジム・クゥエル
(ジム改・高機動型、ジム・スナイパーV、ジム・クゥエル高機動型
の近似機体)
完成日:07/02/07
登場作品:ADVANCE OF Z (A.O.Z)
ティターンズの旗のもとに

Scale & Grade
a) No.74:1/144 HGUC
形式番号:RGM-79Q
名称:ジム・クゥエル
(GM QUEL)
TITANS MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT
キット定価:1200円(税込み)
(☆オレンジのラインをマスキング塗装して、
正式カラーにしてます。)


b) これまでに製作したA.O.Z.系機体+ガンダムMk-Uの完成パーツ



様々なタイプのジム・クゥエル

及び関連機体
概略
ネット上の完成品オークションに出品されていたジム・クゥエルと、過去の電撃HOBBYマガジンのA.O.Z.系記事を参考に、色々なタイプのジム・クゥエルを作ってみました。ベース機体は上記の1体だけで、これにこれまで作ってきたA.O.Z.系完成パーツを組み合わせて、様々なタイプの機体にしてあります。中には配色やカラーリングが違うが、使うパーツが同じなので、一応”公式設定機体”となっている物もあります。現在、このキットは、ロングビームライフル+Mk-Uバックパックの状態で、飾ってあります。

キット説明
以下の様なパーツ使用としてます。

1)ベース機体:HGUC ジム・クゥエル

2)追加バックパックユニット:番号は当サイト作例です。
(1)No.57(アドバンスド・ヘイズル):あまりのパーツで作った1機シールドブースター装備用ヘイズルバックパック、シールドブースターユニット
(2)No.40〜42(ケルベロスに付けたフルドド):バックパックに付けるフルドドパーツ
(3)No.43(ヘイズル・ヘリオス):バインダーバックパック
(4)No.44(ヘイズル・ウラヌス):ブースターバックパック、ガンダムMk-U(高機動型)バックパック
(5)No.46(ジム・トライアル系):ユニバーサルブーストポッドバックパック、ハイマニューババックパック
(6)No.56(ヘイズルU):トライブースターバックパック

3)追加パーツ
(1)No.57(アドバンスド・ヘイズル):手足、ヘッドユニットのセンサーユニット、シールドブースターユニット、サブアーム、弾倉付き腰部全部、大きなTRシール
(2)No.40〜42(ケルベロスに付けたフルドド):ロングビームライフル用パーツ、シールド接続用ユニット
(3)No.43(ヘイズル・ヘリオス):ガンダムMk-U用シールド、ガンダムMk-U用ビームライフル
(4)No.46(ジム・トライアル系):連邦軍1年戦争用ノーマルシールド(オレンジライン塗装済み完成品)
(5)No.56(ヘイズルU):ヘイズルU用ヘイズルヘッドユニット

改造
頭部:センサーアイの内側は、小さいモールドのある黒いパーツなので、クリアーパーツのクリアーさが生かされてないので、この黒いパーツにキット付属のメタルシールのあまりを切り取って貼り付けました。これにより、ある程度ですが、フラッシュや光を当てると、薄く光ります。
前面腰部アーマー:真ん中で切り離して、独立可動化してます。

これ以外はキットのままです。

塗装
おおむねジム改CRの公式塗装の作例に準じていますが、完璧ではなく、オラザク設定の部分も多々あります。またこれまで作ったキットの組み合わせなので、それなりに違います。

組み上げ
これまでのキットの状態(ストレート組みで、パーティングライン消しは行ってません)。

フィニッシュ&マーキング
ラッカー系艶消しクリアースプレーでフィニッシュした後、マーキングでドレスアップしてます。

感想
ある意味、これまでのA.O.Z.系武装を取り付けた、総集編的な試験機だらけのジム・クゥエルになりました。だから、一部のパーツ流用時以外、通し番号は試験機扱いの”00”です。
そもそもヘイズルのベース機体はこのジム・クゥエルですから、当然といえば当然。今回は仮組の段階でマスキングして、オレンジラインと違う濃さのティターンズブルーの追加塗装を行いました。これはネットの完成品オークションの格好いい作例があったから実現できた事です。これを目指して作ったけど、やっぱり巧い人にはかないません。オラザク設定はともかく、まぁまぁの出来で完成しました。とりあえずヘイズル系の公式、オラ設定パーツは、これまでにかなり製作したので、こういうのは豊富です。

ジム・クゥエルそのものは、機体自体がヘイズルU予備機の本体になってますから、ポテンシャルは高いです。そして全てのベースとなった機体なので、ヘイズル系武装の試験型というオラ設定も、全く違和感無く組み合わせて、製作できるので、非常に助かりました。

それとなんと言っても、オレンジラインの効果は絶大でした。このジム・クゥエルのキットの格好良さを最大限に引き出せる、素晴らしい公式カラーリングです。まぁこの完成品のオレンジラインは、”それっぽい”程度になってますけど。マスキング自体はそれほど難しくないです。

また、ノーマルシールドですが、これは完全にオラ設定でのオレンジラインです。とりあえず成功したし、大きな”TR”シールが1個あったので綺麗に出来ました。

でも、とりあえずクゥエル1キットをオレンジライン付きで作るだけでも、かなり違います。

ここで製作した機体群の写真は、上の写真をクリックした先のページにワンサカあります。お楽しみくださいませ。

ではでは。
60


XM-X2C CROSS BONE GUNDAM X2 CUSTOM
クロスボーンガンダム X2カスタム
or
クロスボーンガンダム X2 ザビーネ・シャルカスタム機

完成日:07/02/19
登場作品(オラザク設定なのでベース機体だけ):
機動戦士クロスボーンガンダム

Scale & Grade
a) ベース機体
Ver. Kaシリーズ:1/100 MG
形式番号:XM-X1
名称:クロスボーンガンダムX1
(CROSS BONE GUNDAM X1)
S.N.R.I.PROTO TYPE MOBILE SUIT
(U.C.0133 JUPITER WAR)
宇宙世紀0133 木星戦役

キット定価:3500円(税込み)
(☆オラザク設定なので基本のままの塗装ではないです)


b) 武装、装備のパーツ取り用機体
機動戦士ガンダムF91シリーズ No.6:1/100 Scale
形式番号:XM-05
名称:ベルガギロス
(クロスボーン・バンガード 指揮官用戦闘型MS)

キット定価:1000円(税別)
(☆武装のパーツ取り用の機体のため、ボディなどは使ってないです。)

c) 各種ジャンクパーツ



XM-X2C CROSS BONE GUNDAM X2 CUSTOM
クロスボーンガンダム X2カスタム
or
クロスボーンガンダム X2 ザビーネ・シャルカスタム機
概略
ネット上の完成品オークションに出品されていた白いショットランサー付きのクロスボーンガンダムX1を参考に、オラザク設定のX2のカスタム機として、製作しました。ザビーネ機体なのに、なぜ色が白に近いグレーなのか、それは後述します。

キット説明

MGキットのクロスボーンガンダムX1にエントリーキットのベルガギロスのパーツを組み込んだりした改造は以下の通りです。

1)ベルガギロスの両肩のサイドアーマーを取り付ける穴を肩に空けて真鍮線とポリキャップを使って取っ手を付けて取り付け。
2)ブレードアンテナを使わずに、ベルガギロスのアンテナを使った。
3)新武器のショットランサー改を取り付けるときは、腕のブランドマーカー発生器を逆に取り付けた。
4)新武器&盾のビースベクスを取り付けるパーツをジャンクパーツからもってきて、左手に取り付け、ブランドマーカー発生器で挟みました。

これだけ。だから全然改修なんてしてません。ですが、このキットはさすが”カトキブランド”のキットだけあって、元々改修をほとんど必要としない程、超精巧に出来てます。

オリジナル武器類
1)右手:ショットランサー改(ベルガギロスより。シャフトをジャンクパーツを使って長くしてます。)
2)左手:B.E.A.S.Be.C.S.(ビースベクスと読みます。”ビームエネルギー吸収シールド+ビームキャノンスマッシャー”の英語名である、
Beam Energy Absorption Shield & Beam Cannon Smasher
の頭文字を英語風に読みました。

武器詳細説明:
ショットランサー改→シャフト部分のジャンクパーツを改造して取り付け、長くしました。出力は高くしてますが、基本的にはX2と同じものです。

ビースベクス→クロスボーンガンダムX1フルクロス版に付いている新武装”ピーコックスマッシャー”風の、”8方向”ビームキャノンですが、それだけではなく、”ビームエネルギー吸収シールド”が付いてます。これはビームシールドパーツを改造した物で、ABSマントの様にビーム砲のエネルギーを無効化するものではなく、特殊な素材で出来たシールドの面に直撃させて、ビームエネルギーを一旦別のエネルギーに変換させてしまいます。そのエネルギーはベルガギロスのバックパックとして使われていたシュルフを改造したものに蓄積され、ある程度溜まったところで、ビームエネルギーに再変換され、8方向に放たれる多方向ビームキャノンスマッシャーで使われます。

基本武器類
ビームサーベル2本(コアファイター装備)、大型ヒートサーベル1本(ザンバスターを分離して使う)、ザンバスター1丁(X1用ビームライフル)、スクリューウェッブ2門(ドリル型ヒートロッド)、ブランドマーカー(腕部の装置より発生するビームソードで殴るビーム型打突武器)、シザーアンカー2門(前パッドが変形して射出されるアンカー)、ヒートダガー2本(脚部に内蔵される物理斬撃武器)

今回取り付けられなかったもの
ABC(アンチ・ビーム・コーティング)マント(胸部の取り付けフックが破損し、止めておく物がなくなったため)

塗装
1)X1キットの白部分:1200番のグレーサフで塗装したままです。このグレーは大好きなので、白系MSではいつものように行っている塗装です。
2)X1の赤部分:これは全てグフのブルー系塗料で塗装しました。
3)X1のバーニアノズル:タミヤの水性アクリル塗料のクロムシルバーで塗装。
4)X1の黄色部分:必要なところだけラッカー系塗料のキャラクターイエローで塗装。
5)ベルガギロスのパーツから作ったりパーツ取りした物:
5−1)ビースベクス:成型後、ビームシールドだった部分は裏にアルミ箔を貼り、真ん中にバックパックを取り付け、カラー塗装し、全体を光沢スプレーで塗装しました。シェルフ部分はそのまま、組んで、1200番グレーサフとブルーで塗装し、つや消しスプレーとマーキング貼りをして組み立てました。
5−2)ショットランサー(改):シャフト部分を延長し、先を尖らせて、へこんだ部分をパテ埋めし、組んで塗装し、腕に当たる部分に補強のためセロテープで層を作って調整しました。スコープ部分は、H-アイズのグリーンモノアイを加工して四角く切り取り、裏にメタルシールを貼り付け、シールを剥がして取り付けました。これにより、フラッシュをたくと光ります。
5−3)アンテナ:これはX2では標準になっているベルガギロスのアンテナ。キャラクターイエローで塗装し、X1のアンテナと取り替えてX1キットの頭部に取り付けました。
5−4)肩サイドアーマー:両肩に取り付けたベルガギロスの肩サイドアーマーには、ベルガギロスキットのクロスボーン・バンガードのそこに貼るための水転写シールを使いました。真鍮線の穴を空けて真鍮線を通し、X1の肩に取り付け、隙間をポリキャップで埋めました。

組み上げ
基本的に”ストレート組み”です。ので、パーティングライン消しは行ってません。

フィニッシュ&マーキング
ラッカー系艶消しクリアースプレーでフィニッシュした後、X1のマーキングとベルガギロスのマーキングとストックのシールでドレスアップしてます。

感想と補足
とにかくパーツとマーキングが多い!。作るのが大変でした。でもMG故、塗装分けしやすく作りやすいキットでもあります。大きさが1年戦争の1/144大型MSキットとほぼ同じ(ドムなどの事)なので、F91世界の小型コンパクト設計のMSです。

さすが、漫画を立ち上げるにあたって初期からMSデザインを担当されていたカトキさんだけあって、非常に洗練されたデザインです。X1を一番最初に観たときは、”ドクロマーク付き、なんてふざけたMSだ!”と決めつけてましたが、このドクロマークには深い理由があったことがわかり、さらに他のパーツが非常に洗練されてかっこよかったので、今ではお気に入りです。

そうそう、なんでザビーネのX2なのに、X1に近い”グレー”なのかというと、ザビーネは正史では、暴走してX2で暴れ回っていますが、オラ設定として、”クロスボーン・バンガード再建”という名目だけについて協力することにして、X2がベラ・ロナ指揮下の母艦、マザーバンガードに帰順(帰化)して配備されるにあたり、ザビーネのパーソナルカラーを消すため、ザビーネと相談して決めた折衷案(せっちゅうあん)として、白と黒の間のグレーを採用した、からです。でも、それでは面白くないので、赤色部分を全部明るめのブルーでまとめました。

本体もX2カスタムにするにあたり、アンテナは正史通り、ベルガギロスの物に変更し(正史のままなら、X2そのままということになるが)、X2のショットランサーは長めのシャフトに交換され、出力も大幅アップされて、ショットランサー改となりました。また、新装備というか、マザーバンガードで開発された試作型武装として、上記のビースベクスを搭載することになります。これはX1改改の”ピーコックスマッシャー”と同等の装備と防御を兼ねた物で、主に接近戦武器が多かったX2を近、中距離攻撃にも使うために搭載されたとも言えます。

ABCマントもオラ設定でも問題なく装備できるのですが、キット的に破損してしまったので、今回は装備しないという事に変更しました。

これ以外はキットのままです。

かなり無理のあるオラザク設定だとは思うのですが、私的には気に入ってます。X2まんまの黒い色も良いけど、ガンダムは基本白系がやっぱり似合います。ベルガギロスの残ったパーツで、ベルガギロスの頭部を付けようと思いましたが、アンテナもないし、接続部分が全然違ったので中止しました。

ではでは。
61


RX-121-MES
ヘイズル・ジュピター
(メッサーラバックパック装備型ヘイズル)
上:通常形態
下:巡航形態(クルーザーフォーム)

☆電撃HOBBYマガジン07/1月号 ヘイズル強化計画コンペ
P44掲載のシニア部門一位&藤岡建機賞受賞作品
寺澤克樹様作「高機動型ヘイズル」(メッサーラ風)
を、雑誌掲載の作例として参考にさせて頂きました。
完成日:07/03/10

登場作品(オラザク設定なのでベース機体だけ)
登場作品:ADVANCE OF Z (A.O.Z)
ティターンズの旗のもとに

Scale & Grade

a) バックパック
旧キット機動戦士Zガンダムシリーズ
No.21:1/220 エントリーモデル
形式番号:PMX-000(スリーゼロ)
名称:メッサーラ
(MESSALA)
キット定価:400円(税別)
(90%のパーツを改造して、バックパックとして使用)


b) 頭部
No.69:1/144 HGUC
形式番号:RX-121-2
名称:ガンダムTR-1 [ヘイズルU]
(GUNDAM TR-1 [HAZEL U])
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT
キット定価:1500円(税込み)
(当サイト作例No.56で製作した物を使用)

c) 胴体、腕部、脚部(下駄無し)、マルチウェポンラッチ、サブアームユニット、シールド(2機分)
No.57:1/144 HGUC
形式番号:RX-121-2A
名称:ガンダムTR-1 [アドバンスド・ヘイズル]
(GUNDAM TR-1 [ADVANCED・HAZEL])
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT
キット定価:1600円(税込み)
(当サイト作例No.40で製作した物を使用。2個使い)

d) ビームライフル
No.30:1/144 HGUC
形式番号:RX-178
名称:(ティターンズ)ガンダムMk-U
(Titans ver. GUNDAM Mk-U)
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT
キット定価:1000円(税込み)
(これまでに造った作品からビームライフルのみ使用)

e) バーニアなど、追加パーツ
ジャンクキットより使用



RX-121-MES ヘイズル・ジュピター
RX-121-MES HAZEL・JUPITER
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT

(巡航形態は特に大きな可変機構を使っていないので、可変MS,MAの範疇に入れずに、スーパーガンダムと同様に、通常のMS扱いとしました)
概略
上記したとおり、イメージした意匠(デザイン)として、

電撃HOBBYマガジン07/1月号 ヘイズル強化計画コンペ、P44掲載のシニア部門一位&藤岡建機賞受賞作品であります、寺澤克樹様作「高機動型ヘイズル」(メッサーラ風)

を、雑誌掲載の作例として参考にさせて頂きました。

とはいえ、モチーフにしたのは、メッサーラのキットを利用するアイデアのところだけで、上記の素晴らしい作品である「高機動型ヘイズル」みたいに、HGUCスケールでありながら、内部フレーム(一部ムーバブルフレーム)を制作したり、メッサーラの装甲を巧く取り入れたりする、大仕事なぞ、当方ができるはずもなく、結果、中古ホビーショップで入手した、Zガンダムの旧キットである、1/220のメッサーラ(半額売り)を使ったヘイズルを造ろうと思っただけです。

また、上記の作品のように機体とほぼ一体となるデザインまでの込み入った工作もできず、結果的に、マルチウェポンラッチにメッサーラの内部パーツを引っかけて、追加バックパック風に仕上げるにとどまりました。それでもなんとか当方風のオラザクに仕上げるましたので、当方オリジナル100%の機体になりました。詳細は以下に記載しました。

尚、”ヘイズル・ジュピター”の”ジュピター(木星)”の名前は、勿論、木星帰りの男であり、協力者である”パプテマス・シロッコ”に敬意を称して付けられてます。

キット、機体説明

ヘイズル部分はこれまで造ってきたヘイズル、ガンダムMk-U系機体の残っているパーツを組みました。バックパックは今回購入した旧キットのメッサーラを使用。

頭部:ヘイズルU
胴体、腕部、脚部(下駄無し)、マルチウェポンラッチ、サブアームユニット、シールド(2機分):アドバンスド・ヘイズル
ビームライフル:ガンダムMk-U
追加バーニア類:ジャンク
バックパック:1/220のメッサーラキット(このキットの約90%のパーツを使用)


尚、メッサーラのキットで使っていないものは、胴体パーツ2個、体の装甲パーツ1個、手首パーツ4つだけです。それ以外はバックパックの構成パーツとしてなにかに使ってます。

オラザク設定の共通事項:メッサーラキットは1/220ですので、今回パーツとして導入したメッサーラパーツの基本オラザク設定は、1/144スケールのキットに合う程度まで、”小さくして造られた”と言うことです。なので、設定上は、メッサーラの機体をそのまま工場に持ち込んだのではなく、T3部隊へ”パプテマス・シロッコ”の協力がなされたもの、というのは、PMX-000 メッサーラの設計書と開発データだけで、機体そのままではないです。よって、メッサーラをバックパック化して使うというアイデアと同時に、小型化する技術(シロッコ協力)故のデメリットである、出力が下がる、武器の威力が下がる、等は、別のメリットを付加させることで、解決してます。以下、それをふまえた説明です。

武器詳細説明:
1)ロングバレルメガ粒子砲:メッサーラの大型バーニアの先端にあるメガ粒子砲を小型化して製作されたパーツで先の砲身を長くしており(ロングバレル化)、威力の低下を補うため、”命中率”を高めてあります。
2)ビームライフル:RX-178 ガンダムMk-Uのもの、そのままです。
3)ビームサーベル:ヘイズル共通のビームサーベル、そのままです。
4)バルカン:ヘイズルUの頭部に取り付けられている物、そのままです。

尚、メッサーラパーツに付随する他の武器である、腕部武器(クロー、収納式ビームサーベル、バルカン、グレネードランチャー)、肩部ミサイルポッドは、バックパック化するために、全てオミットされてます。その代わり、大出力の多数のバーニア(背部パーツに3×2、サイドパーツに1×2、腕部に1×2、脚部に(1+2)×2)用の可動式プロペラントタンクとして使ってます。当然必要のない内部の可変フレームも、可動する部分以外オミット。

塗装
1)ヘイズル部分:全くいじらず、流用のみ。
2)メッサーラバックパック部分:ブルー部分は全てエアブラシ塗装。(一部、ブルー22、他は全てティターンズブルーの基本色であるブルー23)。バーニアに関係する部分だけクロムシルバー塗装。

組み上げ
基本的に”ストレート組み”です。ので、パーティングライン消しは行ってません。

フィニッシュ&マーキング
ヘイズル部分:いじらず。
メッサーラバックパック部分:簡単にティターンズマークを付けただけで、フィニッシュトップコートはしてません。

感想と補足
とにかく電撃HOBBY掲載の作例が気に入って、モチーフにした機体を造りたいと思っていたのと、メッサーラのキットが、珍しく中古ホビーショップのジャンクにあったので、購入して製作しました。尚、当然ですが、全てオラザク設定です。

また、注意書きした作例からは、あくまで”メッサーラを使う”ということだけしか抽出してないので、そこに記載されていたレシピは全く持って使ってません。というか、使える程の技術を持ち合わせてない・・・。

機体説明の補足として、この機体は可変機体ではないです。巡航形態を掲載しましたが、あれはマルチウェポンラッチを90度倒した位置に下だけのことなので、可変とは言えません。そういう1形態としました。

また、写真ページに掲載しましたが、ラッチを倒さないで、バーニア類をほぼ一方向に揃えて移動する形態を、”高速移動形態”としましたが、これも可変ではないです。

尚、この機体のウリは、メッサーラの可動する”腕部、脚部”を”可動式バーニア”としたところで、より精密な機体制御ができるようになってます。また多数のバーニアを装着したことで、大出力移動が可能の、”一撃離脱型MS”としました。よって、武器類が非常に少ないです。

1)高速移動の通りざまにビームサーベルで両断!
2)同じく、ロングバレルメガ粒子砲やビームライフルで一撃でしとめる!

という運用指針となります。

”巡航形態”は、目的地までの移動にもっぱら用いられ、敵機とエンカウントしたときは使いません。姿勢制御が一方向にほとんど限られているためです。

最後にキットの使い方です。この機体を組み立てるときに使ったパーツは、ヘイズルは、一カ所のみ取り付け可能なマルチウェポンラッチがついていれば、どのヘイズルでもOKです。今回使ったアドバンスド・ヘイズルの場合、余剰パーツで”あえて”マルチウェポンラッチを造ると、ちゃんと一カ所装着型(ヘイズル改のもの)に組み直せるので、そうしました。頭部はヘイズル、Mk-U系なら、なんでもいいです。

問題はメッサーラキットです。これは、組めなかった胴体と体の装甲パーツ、いらない手首と脚部のクローは使わないとして、他の物をどうやって組んであるかというと、
1)腕部:シールドに該当するパーツの前部に穴を空け、そこに胴体と接続する部分を差してあります。手首部分は穴をドレスアップパーツで閉じて、さらにその上にジャンクのバーニアを取り付けました。それとパイプは綺麗に取り除き、その周辺にドレスアップパーツを取り付けました。

2)脚部:かなり改造してます。ふくらはぎ部分はプラ板で閉じて、ドレスアップパーツでお化粧。可動式スタビライザーが、WAVEのプロペラントタンク(小)の”半分”を付けて、さらに先にドレスアップパーツとバーニアを付け、可動式バーニアに変えました。つま先付近は境界部分で切り取り、プラ板で閉じて、キット付属の脚部用のお皿みたいなパーツを改造して、バーニアを2機取り付けて、それを先ほどのプラ板に貼り付けました。両足を取り付ける部分は、キットのパーツをそのまま使いましたが、それを支持するのは胴体ではなく、内部のパーツ接続用の骨格パーツを改造して、その円形になっている部分にそのまま埋め込みました。なぜかちゃんと取り付けられます。他はドレスアップパーツでお化粧。

3)シールド部分:後ろに取り付けるはずのテールパーツはキットのまま2つに分けて、シールド前面のサイドに穴を空け、そこに半分ずつ取り付けました。そして、そこにバーニアを、デンドロみたいな感じで取り付け。上部は上述の通り、2つ穴を空けて、腕部を取り付け。下の部分は、頭部とか冷却パーツとかを積層させてスペーサーとし、さらにそこに、上述の脚部をしっかり接着しました。

4)マルチウェポンラッチとの接続:これは脚部を支持している1パーツの先を切り取ると、L字のようになり、これの先端がそのままジャストサイズで、ラッチに取り付けられます。

5)背部バーニア(メガ粒子砲):先端のメガ粒子砲の砲身はジャンクパーツでロングバレルにしました。他はそのままだが、切り取った”パイプ”類も余すところ無く、取り付けました。(残りは脚部にドレスアップとして取り付けました)。そしてシールドにそのまま説明書通り取り付け。

これでほとんどのパーツだけを使って、バックパックが作れました。

なんか、かなり無理矢理だった割に、それなりに”良い物”が出来たので、満足です。何よりそんなにお金がかからなかったです。ではでは。
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RX-93-ν2
名称:Hi-νガンダム
(Hi-νGUNDAM)

上:フィンファンネル収納形態
下:フィンファンネルフルオープン形態

完成日:07/05/06

登場作品:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 小説版
「ベルトーチカ・チルドレン」
の挿し絵を公式(?)として再設定

デザイン:出渕裕氏

Scale & Grade

1/100 MG
形式番号:RX-93-ν2
名称:Hi-νガンダム
(Hi-νGUNDAM)
E.F.S.F.AMURO RAY'S CUSTOMIZE MOBILE SUIT
FOR NEW TYPE
キット定価:7000円(税込み)

(蛍光塗料入りパープル調合塗料で塗装)



Zガンダム3号機(ホワイトユニコーン)カラー風
パープル版 Hi-νガンダム
概略
今回はHi-νガンダムのMGキットを改造、改修せずに、同じキットのネット作例でたまにある、”昔のガレージキット版のHi-νガンダムの色”である「パープル」版を作ってみました。でも単なる「パープル」を使ったのでは面白くないので、これまたネット作例の多くで使われている”蛍光ピンクの混合”という、新しい調合塗料を使うことにしました。今回は塗料にちょっとだけこだわってみました。

キット、機体説明

1/100 MGキットのHi-νガンダムです。パーツ洗浄+完全乾燥+下地処理(1200番グレーサフかけ)したあと、各色にエアブラシ塗装して、そのまま”ストレート組み”しました。特に改造してないので、色がパープルですが、機体そのものは解説や取説に記載してある「Hi-ν」です。

ただ色をパープルにした事による、ちょっとした追加設定をすると、この色は”MSZ-006-3 Zガンダム3号機 ホワイトユニコーン (グリーンダイバーズ版)”の色を意識しており、且つ、”Z-plus A1 アムロテスト機”、”νガンダム”に見られた、”肩の旧Aマーク”(赤色版)を、赤いAシールを改造+自作することで、貼り付けました。

勿論、キット付属の新Aマークも同時に貼ってありますが、この「赤いAマーク」ってのは個人的に非常に気に入っているので、今回の機体シンボルとして採用しました。結果、非常にメリハリのある機体となった気がします。

塗装

今回のツボがここ。細かい部分などの一部を除き、全てエアブラシ塗装です。各塗料の正確な配合レシピは特に決めて作らなかったのですが、大体の分量は覚えているので、それでご勘弁くださいませ。尚、全て、ラッカー系塗料です。

1)白機体色部分 [グレーサーフェイサーの艶消しライトグレー]:これは当方お気に入りの”1200番グレーサーフェイサー”をそのまま塗料として使ったもの。だから色もそのまま。エアブラシ用に溶剤を足して、吹き付けました。

2)青機体色部分 [蛍光性付加パープル(調合塗料)]:ガンダムカラー「HGUC ドム/リックドム用」のパープル4(色1)+色1の1/4量の大目の蛍光ピンク+色1の1/10程度の少量のレッドパールとブルーパール。エアブラシ用に溶剤を足して、吹き付けました。

説明:ベースのパープル色はドムパープルを使いました・・・ってか、大量に残っていたし、イメージに近いからこれにしただけですが。問題はこの色が”半光沢”だったことです。ただ半光沢は落ち着いた色になるので、これを更に生かすため、ネット作例でよく使われる”蛍光ピンク”をネットで使用している混合量より遙かに多く使いました。たぶん5倍くらいは多く入れてます。尚、この蛍光ピンクは作例では”発色を良くする”ために入れている物で、蛍光色にするためではないのですが、今回はかなり大目に入れている関係で、ちょっと蛍光的な発色になりました。ただ半光沢がベースのため、その傾向は本来より抑えられてます。

それと、ちょっとだけ加えた”パール系のレッドとブルー”は、パール効果も狙ったものですが、入れた量が少ないことや半光沢の理由で、少しパープルの色を薄くした効果だけで、完成した物を見てもあんまり意味無かったです。

ただ、アトラクション”グリーンダイバーズ”登場機体の「Zガンダム3号機 ホワイトユニコーン」のパープル迷彩に使われているパープル色+昔のガレージキット版の設定色だった”パープル”に近いイメージで仕上がりました。そして半光沢は結果として、しっくり色が乗る効果が出たので、怪我の功名です。

3)シルバー部分:スーパーファインシルバーそのまま。これは作例を参考にしました。このHi-νのシルバーは明るいシルバーであると判断したので、明るいシルバーを採用しました。

4)銅メッキ部分:未塗装。そのままメッキを剥がさず、未塗装で使いました。

5)内部フレーム(一部) [スーパーファインシルバーと、Mr.メタルカラーのクロームシルバー]:この部分は、ごく一部しか塗装してません。装甲を付けても見える部分優先です。フレーム部分が未塗装で、パイプ、シリンダー、円形カバー類だけ。色としては、薄くちゃんと載るクロームシルバーで統一した方が良かったですが、少し変化を与えるためにスーパーファインシルバーも使いました。

6)デュアルアイ:キットのままで、目もシール使用。ここは本来は塗装で綺麗にしようと試みましたが、ちゃんとクリアーが載らなかったので、シールを採用。

7)飾り台のベース [蛍光性赤]:レッドに少し蛍光ピンクを混ぜて、発色を良くしました。これを薄めてエアブラシ塗装しました。これは作例でもお約束の事なので、慣例に倣って塗装しました。やはり赤いAマークが格好いいですね。

組み上げ
ストレート組みです。ので、パーティングライン消しは行ってません。ちゃんとパーツを仮組みしてから塗装するために上半身までランナーから切り離して断念。パーツが多い!。よって、残り半分はいつものようにランナーから切り取らないでエアブラシ塗装してから、ゲート処理して塗装で綺麗にして、組み上げ。

フィニッシュ&マーキング
1)光沢、蛍光色、半光沢の混在のため、フィニッシュトップコートはしてません。
2)マーキングは、肩の赤い旧Aマーク(アムロパーソナルカラー)は、在庫で持ったいた、普通シールタイプの”センチネル用の旧Aマーク”を余白で切り取り、その上からラッカー塗料のレッドで塗装し、完全乾燥してから剥がして、肩に貼りました。これだけオリジナルで、後は添付のシールをうるさくならない程度にかなり少な目に貼りました。残りがかなりあったので、ほとんど貼ってません。

感想と補足
改造してなくて、全塗装して、ストレート組みしたキットとしては、とにかく大変な部類に入るキットでした。弟の話ではPG(パーフェクトグレード)キットに比べれば大したこと無いそうですが、当方PGキットは作った事ないので、比較できませんでした。さすが7000円(買ったときは3割引き+1割ポイント還元)キット。歯ごたえ十分!。

気になったけど改造しなかった部分は、ネット作例でも指摘のあった”頭部馬面”。でもそれほどひどい状態ではなかったので、今回は改修無しで行きました。

パープル色にすることはおおかた決めていましたが、機体色の白が決まらなかったです。作例では蛍光ピンク少量を加えて発色を良くした白を使ってましたが、今回はまたもや手抜きの1200番グレーサーフェイサーをそのまま塗料として使った事にしました。全塗装系の白系ガンダムはほぼ全部、このグレーサフそのままになりました。

で、パープルは、当初は旧ガレージキット版の設定色のイメージのままにしようと思ったのですが、色が思っていたより薄くなったので、Zガンダム3号機のパープル迷彩で使っているパープルも意識しました。

で、これは当初の予定通りですが、肩のパーソナルマークは、νガンダムと同じく、赤いAマークにしました。また、蛍光+光沢で全身ではなく、白を半光沢、パープルは半光沢に蛍光を乗せた色、シルバーは光沢、フレームの一部はクロムシルバーと、パーツにより光沢を変化させているので、全身のトップコートは控えました。またこの変化により、パーツにメリハリが付いたので、発色ぼやけを抑えました。同時にパープルにかなりの蛍光性を加えたので、光などを与える事で、普通の色より、ぱっと明るめの発色をさせることが出来ました。

そのまま組んでもかなり満足のいく良キットだと思いました。
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MMP-80マシンガン、専用弾倉1個、パイルバンカーユニット装備


MMP-80マシンガン類を除いた、全パーツ写真
(No.64のノリスザクUのパーツと共用)


MS-06R-1A
名称:
シャア・アズナブル専用高機動型ザクU
(R-1A型)

完成日:07/05/27

登場作品(ベースキットの機体のみ)
機動戦士ガンダム MSV

Scale & Grade

a) ベース機体
機動戦士ガンダム MSV
1/100 MGモデル
形式番号:MS-06R-1A
名称:R-1A型 高機動型ザクU 黒い三連星専用機
(MS-06R-1A ZAKUU)
(チームカラーバリエーション 黒い三連星)
PRINCIPALITY OF ZEON
MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT

キット定価:3000円(税別)
(武器取り付け穴空け以外、無改造で使用。
一部の余剰パーツをNo.64のノリスザクUに使用)


b) 武器流用(No.64ノリスザクUと共用)
1/100 MGモデル (ver.1.0)
形式番号:MS-06F/J
名称:量産型ザクUF/J型(J型で固定使用)
(MS-06F/J ZAKUU)
ZEON DUKEDOM
MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT
キット定価:2500円(税別)


c) 武器流用(グフ系)
1/100 MGモデル
形式番号:MS-07B-3
名称:グフカスタム
(MS-07B-3 GOUF CUSTOM)
PRINCIPALITY OF ZEON
PRODUCTIVE LAND BATTLE TYPE MOBILE SUIT
キット定価:3000円(税別)


d) パイルバンカーユニット用ジャンクパーツ
出所がわかっているパーツのみ詳細記載

1)1/100 MG RX-78-02 ガンダム ver.1.5
→ビームジャベリンのシャフトパーツ

2)1/100 GAT-X-105 エールストライクガンダム
→シールドパーツ一式(一部取り外し、切り離し)

3)1/144 旧キット MSN-00100 百式
→脚部フレーム1個

4)1/144 アルトロンガンダム(ガンダムナタク)
→武器を半分に切断して使用

5)1/144 HG ブリッツガンダム
→ランサーダートを1本だけ使用

6)他、SD系武器、ドレスアップパーツ、1/144スケールのビームサーベルのビームパーツ、等




MS-06R-1A シャア・アズナブル専用高機動型ザクU
(R-1A型)
PRINCIPALITY OF ZEON
MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT


(パイルバンカーユニット、ガトリングシールド系武装、カラーだけオラ設定)

概略
今回はNo.64のノリスザクU(ver.1.0のザクU)、このシャア専用高機動型R-1AザクU、新武器の”パイルバンカーユニット”を、同時に製作しました。武装はともかく、なぜ2体のザク系を同時に作ったかというと、以下の理由からです。

1)ノリスザクUを作る上で、グフトライアルver.への換装に必要な”ヒートロッドユニット”、”ガトリングシールド”を付けるための改造腕部が1組必要だったこと。
2)そのほか、高機動型ザクUに大量にある”ザクUキット金型を使ったための余剰パーツ”を、ノリスザクUへほとんど流用するため。

だからです。そして、まず1つ目の完成機体が、なぜかオラザク設定になってしまう”シャア専用高機動型ザクU R-1A型”です。まぁそれだけでは面白くないことと、友人のアイデアの提案もあって、新武装の”パイルバンカーユニット”も同時に作り、No.64のノリスザクUとも共用しました。というか、ほとんどの武器はノリスザクUと共用してます。

キット、機体説明
さて、ベースキットなんですが、今月発売の模型誌や、最近の完成品ネットオークションに多い作例である、

MG ザクUver.2.0+MG 高機動型ザクU系(R-1A、R-2)

の251で作る、”良く動く高機動型ザクU”では
ないです。というか、MG ザクUver.1.0とMG 高機動型ザクU黒い三連星の、2つの持っていたキットを作る事が目的だった事、予算的な都合で、普通に高機動型ザクU黒い三連星のキットの塗装だけになりました。ただ不思議な事に、MSVですら、シャア専用高機動型ザクUは、R-1A、R-2共になく、なんか凄く当たり前の設定機なのに、オラザクです。

それと、No.64でも使っている新武装、”パイルバンカーユニット”(F91で言うところのショットランサー、ボトムズでは名前のまんま)は、友人とのメールやりとりで提案された武装です。

その中で、色々な武装に換装できる様に少しアレンジを加えました。以下、メールのやりとりの原文を少し編集しました。

名前:パイルバンカーユニット

ユニット説明
1)ユニットの射出基部だけを
取り外して”携帯”することが可能
2)”
電磁誘導型パイルバンカー”で、パイルをリニアモーターカーの様に”電磁誘導”して高速に射出する。携帯時も同じ。また、電磁誘導型のため、地上、宇宙、共に使える武装である。
3)動かさないで、単なる斬撃、打突、貫通武器としても、勿論使用可能(携帯時も同じ)
4)基本はユニットを”右手”に接続する。また射出振動による命中ブレを軽減するため、簡易の基盤(形状は小さい盾状)に設置している。
5)特徴はパイルの先端パーツ(
ニブ(英語で”ペン先”の意味))を交換して多種の武装に換装可能。1年戦争の終戦協定が結ばれるまでに以下のニブが開発された。

Type 1:貫通兵器:
ニードル(needle)ニブ
Type 2:赤熱型溶断兵器:
ヒートスピア(heat spear)ニブ
Type 3:打突兵器:
トライデント(trident)ニブ
Type 4:ビーム兵器:
ビームスピア(beam spear)ニブ
Type 5:水中銛型&アンカー転用兵器:
ウォーターパイル(water pile)ニブ

ただし、Type 4のビーム兵器は、戦争後期、連邦のGMが開発された後、ろ獲したGMに装備されていたビームサーベルを転用した兵器なので、かなり後になって開発されている。

Type 1の”ニードルニブ”は、特殊合金製の細長いニードルを先に取り付ける事で、槍の様な”貫通”兵器としての運用がされた。射出速度が全てのタイプ中、最速のため、特に宇宙空間での”一撃離脱戦法”を好んだ兵士、特にエースに人気があった。ザクUが(試作型はザクTの時期から)運用を開始した時期は、主に”戦艦の装甲打ち抜き”(ザクマシンガンの場合は銃弾による破壊)機能が重視されたため、このタイプが最も多く利用された。R-1A、R-2等の高機動型は、その機動性を生かし、特にこの”戦艦に取り憑いて装甲を破損し撃沈”する事が多かったとも言われている。

Type 2の”ヒートスピアニブ”は、名前の通り、溶断兵器である。ヒートホークと同じ原理で赤熱する槍状の刃先で、射出したあと、対象物を溶断し、1方向なら貫通、振り回せば斬撃兵器としても十分な効果があった。ただ、ヒートホークでわかるとおり、赤熱装置が重かったため、ニードルニブよりは射出速度が遅くなるため、使われ方は主に、振り回す”斬撃”が多かったとの報告がある。ヒートホークより取り回しが大降りだったが、貫通も可能だったことや、取り外しての利用、他のニブの携帯、交換作業でいくらでも対応できる事が、人気があった理由とも言われている。

Type 3の”トライデントニブ”は、少々大げさな昔のロボットアニメ的発想の”打突兵器”である。勿論刃先による”刺す”効果もあったが、どちらかというと広範囲に攻撃が届く、射出→打突により相手との間合いを取れる、便利武器として使われたようである。さらにアニメ的発想であるが、同じ打撃兵器なら、”拳”の方が、と思うのだが、これでは更にニブの重量が増してしまい、せっかく間合いを瞬時に取れる射出武器としては、少々問題があると考えられた。だが開発はされたみたいだが、この武器自体、色々な搭乗型人型機械に装備できるため、主に、娯楽向けの”拳闘試合”の武装として使われたとかないとか・・・。

Type 4のビームスピアはニブの中で最も後期に作られた物で、先の説明の通り、連邦のGMのビームサーベルの転用ニブである。槍状のビームスピアとして、まさに用いられ、射出貫通としても優れていた。大振りだが強力な斬撃兵器として好評であった。

Type 5の”ウォーターパイルニブ”は、ほとんどが海兵隊(ズゴック等の水陸両用機)との混成部隊で使われたザクUに登用された記録がある。それは、この武器は、貫通、打突、斬撃、どれにも利用可能だったが、最も多く使われたのは、洞窟などでのアンカー移動として優れたデータを示したからである。射出して、銛の刃先を打ち込み移動する行動、つまりズゴックやアッガイのツメ移動と同じ利用方法が出来ることが、非常に評価された。勿論、武器としても優れていた。

特記事項
1)開発初期のプランにあった”ヒートアンカー”は中止されたが、そのかわりウォーターパイルニブが開発され、良好なデータが得られた。
2)”パイル部分だけを持って、腕部で突き刺す”という安価な提案もあったが、これでは取り回し、威力、速度、共に、期待したデータが望めそうもないので、完成品のような、基部に取り付けた形である”腕部設置式パイルバンカー”となったが、携帯性は捨てきれなかったため、取り外し可能で、携行兵器としての利用も可能とされた。
3)プロトタイプでは、”火薬による射出”方式であったが、これでは主に地上戦のみの利用となってしまうほか、弾丸(火薬)の装填数にも問題があったため、また、一部の謎の機関からのシステム侵害問題が発覚したため、急遽、”電磁誘導型”に変更された。勿論、移動エネルギーは基部の取り付け部分を通じて、機体から供給される。なので、装填数等を気にせずに射出できたため、こちらの方が結果的に優れていた。

***

キットのパーツ説明
Type 1:ニードルは、1/144 HG ブリッツガンダムの”ランサーダート”を1本だけ使用しました。
Type 2:ヒートスピアは、なにかのSD系ガンダムのビームサーベルを改造しました。
Type 3:トライデントは、1/144 アルトロンガンダム(ガンダムナタク)の武器を半分に切断して使用しました。
Type 4:ビームスピアは、1/144系のビームサーベルの束、そして、ビーム部分を改造しました。
Type 5:ウォーターパイルは、プラ板積層切り出しで自作しました(適当なジャンクパーツがどうしても見つからなかったため)


射出装置:盾状の基盤は、1/100 GAT-X-105 エールストライクガンダムのシールドパーツのうち、
(1)盾の基盤部分(表面にかぶせる赤いパーツは除去)。
(2)取っ手や取り付け穴のある部分はそのままだが、盾の基部パーツは上半分を切り離しました。
(3)ドレスアップパーツで少し飾り付け。

さらに、射出装置は、1/144 旧キット MSN-00100 百式の脚部フレームを1個使いました。パイルの通る所4カ所に穴を空け、固くならない程度に広げました。パイルは、1/100 MG RX-78-02 ガンダム ver.1.5のビームジャベリンのシャフトパーツです。先に各種ニブ用の穴を空けました。射出装置自体の取っ手は、確かメッサーラのなにかのパーツを改造して取り付けました。

尚、名前の”パイルバンカー”ですが、もうそのまま”装甲騎兵ボトムズ”のベルゼルガ系機体の主武装の名前のパクリですが、これ以外の名前は違和感があったので、あえて、そのまま使うことにしました。

<機体の方の説明>
前述の通り、この機体はシャア色+スタビライザー型(MSV型)のブレードアンテナ(つまりツノ)付き、という、いかにもなシャア専用機なのですが、シャアが搭乗したという記録はMSVでもなく、オラザクの範疇に入ってしまいます。尚、だったらということで、以下の塗装の欄でも書きますが、アニメ版のシャアザクUをモチーフにしたテーマに決めたため、マーキングとかもなく、まさに脚部とバックパックが無ければ、シャアザクUそのものっぽいです。

***

機体がシャアに届いたとして、その時の事は以下のような顛末だったとします。

<シャア専用ムサイ ファルメル内>
ドレン:「少佐、グラナダ基地から新しい機体が届いております。」
シャア:「ほぅ、ザクUの次の機体ということか。」
ドレン:「報告書によると、それは”半分”という扱いだそうです。」
シャア:「?、ザクUであって、違うということか?」
ドレン:「例のエースパイロット専用の高機動型ザクUのR-1Aタイプです。」
シャア:「名前は聞いているぞ。黒い三連星チーム、白狼殿、R-2タイプでは、稲妻君が搭乗したそうだな。」
ドレン:「少佐専用機は、ザクUS型よりも、さらにピーキーな調整がされているそうです。でも、少佐ならやれますよ。」
シャア:「根拠を知りたい所だが、私とて、死にに行くために戦場に出るのではないからな。言葉通りにやってみせるとしよう。」
ドレン:「少佐、もう1枚、新武装の連絡を受けております。”パイルバンカーユニット”というそうです。まだ試作段階なのですが、是非ともエースパイロットにご利用いただいて、実戦データを取っていただきたいとのことです。」
シャア:「おいおい、私はテストパイロットではないぞ。とはいえ、この武器の映像を見る限り、なかなか興味深い。・・取り付け準備は完了しているか?。」
ドレン:「少佐ならそうおっしゃると思っておりましたので、もう既に装備済みです。」
シャア:「さすがだな。では実戦でやってみることにしよう。丁度、この宙域に侵入している連邦のマゼラン級一隻の撃沈命令が届いている。片づけてくるか。」
ドレン:「こちらからの援護射撃、それと少佐のお供はどれほどにしますか?。」
シャア:「今回は単機隠密で行くことにしよう。侵入ポイントはマゼランの腹。お供はいらんよ。援護射撃は、私が出撃した後、1分後に主砲1発の威嚇射撃だけでかまわない。くれぐれもマゼランに当てるなよ。この機体の性能評価の件が優先だからな。」
ドレン:「了解しました。しかし、少佐の言葉には励まされますよ。」
シャア:「お世辞なら帰還してから聞くことにしよう。まだ撃沈も評価も終わってないからな。」
ドレン:「わかりました。」

そして、ニードルニブ装備型パイルバンカーユニットのみ装備した赤い高機動型ザクUがファルメルから発進していった。

***(1分後)

ファルメルより主砲一発が発射され、マゼランの甲板のギリギリをかすめた。連邦の作業ポッドなどが、かすめた箇所付近で作業しており、さらに、ほとんどの戦闘機がファルメルへ出撃していったため、マゼランの腹はがら空きだった。

コクピット内のシャア:「いい仕事だ、ドレン。では、私もこの機体の性能とやらを見せて貰おうか。」

マゼランの腹の中央部分、丁度エネルギー格納庫付近と思われる箇所に取り憑き、パイルバンカーを一撃たたき込んだ!。ニードルニブは見事に戦艦のどてっぱらに突き刺さった。腹部にあるエネルギー庫が小爆発を繰り返す。

シャア:「これなら艦橋にも行けそうだな。」

そういうと、機動性を生かして、瞬時にマゼラン艦橋の目の前に移動した。

マゼラン操舵士:「な!!、あ、赤い彗星!!!。」
マゼラン艦長:「ふ、船はあきらめる!。ぜんいん、脱出経路に待避!!」
シャア:「そうはいかんのだよ。この船ごと堕ちるがいい!!!」

そう吠えると同時にパイルバンカーのパイルは艦橋を貫通していた。大爆発して崩れ落ちる艦橋!。そして、あっという間にマゼランは撃沈してしまった。

シャア機は爆発に巻き込まれない宙域まであっという間に待避していた。

シャア:「高機動型か・・・・。なかなかの移動速度だったな。そして、このパイルバンカー、破壊の威力はさすがだと言いたい。しかし・・・・。」

シャア機はファルメルに帰還した。

ドレン:「少佐どうでしたか?。」
シャア:「ああ、グラナダの連中もなかなかやるな。モビルスーツの性能、機動性、そしてパイルバンカーの威力、どれもザクUS型を凌駕していたよ。」
ドレン:「それはいい報告がグラナダに送れそうですな。少佐の搭乗データも勿論送りますし、戦艦一隻の撃沈というプレゼント付きでですから、相当喜ぶでしょうな。」
シャア:「ただ、少々気になる点があってな。」
ドレン:「私には十分過ぎる性能だと思いますが、どういうことでしょうか?。」
シャア:「対象物の動きがほぼ止まっている戦艦等の装甲打ち抜きや、地上戦などでは最適だと思う。しかし、これは私の単なる感なのだが、連邦がもしモビルスーツなどの機動性の高い兵器を宙域に送り込んできたら、この武器ではかなり苦戦すると思うのだ。”一撃離脱戦”は私も好きな戦術で、それには適していると思うが、対象が定まらない場合には、パイルを正確に打ち込むのは難しいと思う。」
ドレン:「はぁ、つまりこの武器は戦局により、使用不使用を選ばないと行けないという事でしょうか。」
シャア:「エースはともかく、一般兵に装備させるのなら、もろにそうなるな。」
ドレン:「では、この武器はどうしましょうか。それとR-1Aも。」
シャア:「R-1Aはここに格納しておいてくれ。新武装は、私の分は、すまんが例の兵器試験部隊に廻してくれないか?。実戦の本格投入については、他のエースの意見次第だと思うが、後でまとめておく調書を、白狼や稲妻、地上部隊では・・・・、ノリス殿とランバ・ラル大尉殿にも送っておいてくれ。評価の参考にはなるだろう。」
ドレン:「了解しました。」

かくして、シャア専用R-1Aは格納庫入り、新武装は更なる評価のため、ヨーツンヘイムの試験部隊へ送られ、実戦への本格投入は他のエースの評価に託されることになった。


塗装
以下で使用されている塗料は、全てクレオス社製のラッカー系塗料です。
1)内部メカ部分は必要な所だけ、スーパーシルバーと、金属塗料のクロムシルバーを筆塗装しました。
2)外側はスコープなどのパーツ以外、全てエアブラシ塗装です。
パーツの中性洗剤での油面落とし→完全乾燥→1200番グレーサーフェイサー吹き(瓶商品を希釈してエアブラシで塗装)→各塗料の希釈液をエアブラシで吹き付け

<塗料調合>

そして今回のテーマである”アニメ版のシャアザクのイメージを持ったシャア専用高機動ザクU”を実現させるため、ネットで塗料レシピが記載されている、アニメイメージで作られたシャアザクのデータなどを参考にさせていただいて、以下のレシピで塗料を調色しました。ただし大体の混合比です。

1)機体色(シャアピンク)=ガンダムカラーのホワイトC50%+キャラクターイエロー20%+蛍光ピンク5%(Hi-νにに引き続き、発色増加剤と赤み増加)+クリアーレッド5%(柔らかい赤)+パールレッド5%(柔らかい赤)+当方で調合したレッド(ほぼ艶消しレッドです)10%+レッド5%
2)胴体色(シャアレッド)=当方で調合したレッド(ほぼ艶消しレッドです)50%+クリアーレッド10%+ブラック10%+パールレッド5%(発色増加剤)+蛍光ピンク5%(Hi-νにに引き続き、発色増加剤)+市販のレッド10%+ガンダムカラーレッドC5%+ガンダムカラーレッド@5%

以下、No.64のノリスザクUと共用しました。

3)機体、ザク系の武器類、パイルバンカー(明るいグレー)=ガンダムカラーのグレー24 100%
4)機体、バックパック、高機動型の武器類、パイルバンカー、ガトリングシールド(暗いグレー)=ガンダムカラーのファントムグレー50%+ガンダムカラーのグレーF50%
5)ガトリングシールドの金属部分1(明るいシルバー)=スーパーシルバー100%
6)ガトリングシールドの金属部分2(金属光沢のシルバー)=金属塗料のクロムシルバー100%+乾燥後の布磨き(金属光沢出し)
7)パイルバンカーのシャフトや金属ニブ(中間のシルバー)=スーパーシルバー90%+クロムシルバー10%+乾燥後の布磨き(ちょっとだけの金属光沢出し)

尚、カラーリング(配色)の設定は、パーツ毎に観たときの”シャアザクU”と同じ配色ですので、ベースキットの”高機動型ザクU黒い三連星”のキットのままの配色ではないです。特に腕部。

説明
武器や機体の説明は上記の通りだが、写真撮影に際して使った武器類は、ノリスザクUのベースキットとして使った、”ザクUver.1.0”付属の武器をかなり取り入れてます。MMP-80マシンガンや弾倉、試作型ガトリングシールド(元々ノリス用だった)がそうです。パイルバンカーユニットは完全に共用を前提に作りました。キットへの改造については、腕の肘に右と左で違う位置に、右手はパイルバンカー取り付け穴、左手はガトリングシールド取り付け穴を、ピンバイスで空けただけです。スタイリング変更やオラ改造は全くしてません。

組み上げ
ストレート組みなので、合わせ目消しは行ってません。後ハメ加工もしてません。組み上がった後に、ゲート部分の未塗装箇所を筆を使って該当塗料で追加塗装しただけです。

フィニッシュ&マーキング
テーマが、”アニメのシャアザクのイメージを持った高機動型”だったので、マーキングは一切貼付してません。また、色はそれぞれで落ち着いたため、フィニッシュ艶消しトップコートなども行ってません。

感想と補足
えー、随分とおーぎょーなテーマを掲げて作ってありますが、ぶっちゃけ言うと、”弟が保管していた高機動型キットをくれた”+”私が積み上げていたザクUver.1.0を作ろう”+”完成品ネットオークション案件で、アニメイメージのシャアザクU(ver.2.0)”の作例があった、からなので、自発的に企画を立てて作ったわけでもないです。シャアザクU高機動型はともかく、当然、ザクUver.1.0のテーマは違って来ます。この事についてはノリスザクUのところで記載します。

でもって、弟の評価ですが、下記のノリスザクUは不評、こちらのシャアザクU高機動は大好評と別れました。やはりシャアザクは強い!。

気づいた点
1)(弟)高機動型の場合、シャアザク色に塗装すると、脚部増加パーツが全く目立たない→(当方)おそらく、アニメのあの”シャアザクU”の印象が強すぎるため、高機動用パーツの膨らみが、記憶のすり込み効果で”消されてしまっている”と思います。
2)(弟)それでもバランス的に非常に優れているため、新鮮→(当方)確かにこれまで作例を観たことがないため、新鮮でした。ただ、キットの消化がメインだったため、雑誌の作例で掲載されている、今発売中のスーパーなMGキット”ザクUver.2.0”との251には、出来ませんでした。ベースキットの”新しさ”がない+可動範囲がほとんどない、のが欠点です。

それでも当方自身は結構気に入ってます。特に”シャアピンクとレッド”の調色は巧く行ったと思います。赤が強くない、アニメのあのピンク色。

では続いて同時製作した、ノリスザクUの説明に移ります。
64
<両肩ザクU標準タイプ>
MS-06J ノリス・パッカード専用ザクU
(J型)
ZEON DUKEDOM
MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT


<両肩グフカスタムタイプ>
MS-06J-GTR
指揮官用新型MS試作武装試験型ザクU
ノリス・パッカード機
(グフ・トライアル ノリス機)
MS-06J-GTR GOUF TRIAL NORRIS PACKARD CUSTOMIZE MOBILE SOUT


全パーツ写真


完成日:07/05/27

登場作品
ベースキットの機体:機動戦士ガンダム
パイロットキャラクター:機動戦士ガンダム MS08小隊

Scale & Grade

a) ベース機体
機動戦士ガンダム
1/100 MGモデル (ver.1.0)
形式番号:MS-06F/J
名称:量産型ザクUF/J型(J型で固定使用)
(MS-06F/J ZAKUU)
PRINCIPALITY OF ZEON
MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT
キット定価:2500円(税別)


b) 換装式両肩パーツ、武器流用(グフ系)
1/100 MGモデル
形式番号:MS-07B-3
名称:グフカスタム
(MS-07B-3 GOUF CUSTOM)
PRINCIPALITY OF ZEON
PRODUCTIVE LAND BATTLE TYPE MOBILE SUIT
キット定価:3000円(税別)


c) パイルバンカーユニット用ジャンクパーツ
出所がわかっているパーツのみ詳細記載

1)1/100 MG RX-78-02 ガンダム ver.1.5
→ビームジャベリンのシャフトパーツ

2)1/100 GAT-X-105 エールストライクガンダム
→シールドパーツ一式(一部取り外し、切り離し)

3)1/144 旧キット MSN-00100 百式
→脚部フレーム1個

4)1/144 アルトロンガンダム(ガンダムナタク)
→武器を半分に切断して使用

5)1/144 HG ブリッツガンダム
→ランサーダートを1本だけ使用

6)他、SD系武器、ドレスアップパーツ、1/144スケールのビームサーベルのビームパーツ、等




<両肩ザクU標準タイプ>
MS-06J ノリス・パッカード専用ザクU
(J型)
ZEON DUKEDOM
MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT


<両肩グフカスタムタイプ>
☆当サイト作品No.52とほぼ同型機
(外見のS型とJ型の違い、腕だけ違う)

MS-06J-GTR
指揮官用新型MS試作武装試験型ザクU
ノリス・パッカード機
(グフ・トライアル ノリス機)
MS-06J-GTR GOUF TRIAL NORRIS PACKARD CUSTOMIZE MOBILE SOUT


(オラザクです)

概略
上記のシャアザクU高機動型と同時に製作していたのが、このノリスザクU(ver.1.0のザクU)です。初期の段階で決めていた専用の試作型ガトリングシールドは、2機より先に出来たため、次に出来上がったシャアザクの方に付けてました。それとこの機体だけに装備できる、試作型ヒートロッドは、高機動型の余剰パーツとジャンクポリキャップを使って、このノリスザクU用の替え腕を一組作り、右手のパーツにヒートロッド固定パーツを取り付けて、専用の物にしました。他の武装は上記との共用が多いです。

1)武装はザクUキット標準の物以外に、ザクUJ型タイプの場合は、パイルバンカーを取り付け、グフカスタムの両肩に換装したグフトライアルタイプの場合は、試作型ガトリングシールドとヒートロッドが装備可能としました。

また、グフトライアルタイプとは、このサイトの作品No.52のランバ・ラル機をノリス機としてMGサイズで作ったものですが、違うのは、ノリス色であること、J型がベースであること、腕部は改造してあるとはいえ、ザクUJ型のものを使っている事、左手拳だけ同じくグフカスタムを使っているが、右手はザクUの物である事、だけです。一応オラ設定として、No.52のランバ・ラル機をラル自身がノリスに渡した経緯がありますが、その機体のイメージを使って作った別物の機体とも言えます。。

キット、機体説明
ベースキットは、偉く古いですが、MG ザクUver.1.0です。それに素組してあった”MG グフカスタム”をなんとジャンク扱いで使って武器類を抽出しました。パイルバンカーユニットは上記の通りですので、説明は割愛します。

またこの機体でメインに装備する”試作型ガトリングシールド”と”試作型ヒートロッド(B3)”ですが、ガトリングの方はシャアザクにも取り付けられるように、ノリスのパーソナルカラーに塗装せず、試作型風に、シルバー系で塗装しました。また金属塗料のクロムシルバーを使い、乾燥後の磨き作業を行うことで、特別な”金属光沢”が出て、いかにも試作型で、しかも、グフ系に繋がる機体の”凶悪感”がでました。

<機体の方の説明>
ザクUJ型がベースになってますので、エースであるノリス設定では苦しいですが、オラ設定としては、開発部署では”エースだけではなく、一般兵士の機体にも詰める物にするためのテスト”として、という前提で量産機であるJ型を選んで、ツノとノリス色を加えて作った、完全なテスト機だったという設定も付け加えてます。実際に、ガトリングシールドが、一般兵士向け機体の”グフ飛行試験型”に採用されてます。
それとセット武装として、後のノリスのB3グフに装備される、高電圧パルスで機体を行動不能にするタイプの”ヒートロッド”も試験装備されてます。ただ、それには更なるチューンが必要なため、両方の武器は、全体の出力アップと共に腕部の保護能力アップのため、両肩を試作型の次期主力MS用の肩に変更した、”グフトライアル”という違うMSへの換装を行う必要がありました。ザクUのままでのガトリング系武装がないのはそのためです。

パイロットのノリス氏の説明は割愛しますが、地上戦特化のエースです。今回支給されてテストすることになった武装は、基本的には地上戦に向いているので、この機体での評価結果は、開発の部署に大きな影響を与えたと思われます。

***

機体と武器類がノリスに届いたとして、その時の事は以下のような顛末だったとします。

<アプサラス開発研究所内、MSドック>
ノリス:「これが開発部から届いた私のJ型と試作武装か・・・。」
アイナ:「あら?、ノリス、これは・・・。」
ノリス:「アイナ様ですか。そうです、これが今度私に送られてきた機体、指揮官チューン済みのザクUJ型と新武装です。武装は・・・ガトリングシールド、ヒート剣、ヒートロッドだそうです。」
アイナ:「え?、でもノリスには専用のS型があるじゃない。デチューン機体を託されたのですか?。」
ノリス:「ははは!、さすがアイナ様。実はこの機体は実戦用ではなく、武装試験型なのですよ。届いた武器類も全部試作型です。そして後々一般兵士用機体にも採用される予定のもので、その”テスト”をするための・・そう、”セット機体”と言うべきものです。」
アイナ:「へぇ、ノリスがテストパイロット扱いだなんて、開発部も随分ね。」
ノリス:「いえいえ、そうでもないそうですね。この系統の機体は、開発部経由で廻ってきた物らしく、以前はほぼ同型機を、あの蒼い巨星のランバ・ラル様がテスト利用されたとの話も書いてあります。」
アイナ:「!、あのラル大尉がご利用に!?。」
ノリス:「はい。一度だけだそうですが、ラル様からの調書に寄りますと、特にこの武装は君向けだ、との走り書きもあります。ラル大尉もおわかりになっていらっしゃる・・・。このガトリング系装備は私も気になっていたところです。」
アイナ:「地上戦のエースとして名前が通っているノリスにはぴったりね。・・・で、その、その槍みたいな武器もセットなの?。」
ノリス:「いえいえ、これは、あのシャア少佐からヨーツンヘイム経由で送られてきたものです。なにやら槍の様な物を高速射出する武器だそうで、先端・・・ニブとか言う物を替える事で換装できるそうですな。」
アイナ:「え!、赤い彗星からですか!?。」
ノリス:「はい。宇宙用の高機動ザクでテストされたそうで、連邦のマゼラン級1隻を撃沈されておりますね。ただ注釈として、この武装はむしろ地上戦での近接戦闘に向いているとの事が書かれておりますゆえ、ヨーツンヘイムでの再検討の結果、地上試験のため、こちらに廻されたとの事です。正直、私としてはあまり好ましいと思えない武器ですが・・・。」
アイナ:「つまりエースに使って貰って、武器の評価を出来るだけ上げたい・・・と、いう事かしら。」
ノリス:「向こうの本音はそんなところでしょう。まぁ、依頼された件、ちゃんと仕事はさせて貰いますがね。」
アイナ:「ノリスなら大丈夫よ。お仕事頑張ってね。それじゃ私はこれで。」
ノリス:「アイナ様、激励の言葉、有り難うございます。」

そうして、ドックのメカニックとの相談の結果、まずパイルバンカーユニットの評価を行うため、J型で廃墟となったジオン配下の市街地に赴いた。

メカニック:「ノリス様、テストとはいえ、シャア少佐の場合と同様に、実戦との同時進行です。くれぐれもお気をつけて。オペレーション開始後3分で、どういう状況になっても、こちらからの援護射撃を行います。その隙に撤退をお願いします。」
ノリス:「うむ。わかっている。そちらに連邦の戦車の残骸を出来るだけ多く送れるようにやってみよう。」

そして、ヒートスピアニブ装備型パイルバンカーユニットと一部の携行銃を装備した青いザクUが市街地に入っていった。

ノリス:「連邦の戦車が・・・2台・・か。ジオン配下だというのに、性懲りもなく、まだ連邦は機体を送り込んでいるのか。まったく戦術というものをわかっておらん・・・・。まぁいい。格好のターゲットだ。」

1個向こうの廃墟ビルの右横から連邦の戦車が1台顔を出した。砲身がノリスザクの方面を向いた・・・・が、ノリスはいなかった。

戦車長:「な!、確かにそこにジオンのザクがいたはずだ!。ザクはどこだ!。」

そのせつな、横のビルの真上からノリスが落下してきた。ザクは戦車の横に着地し、それと同時に”ヒートスピアニブ”が射出された。機体のど真ん中を溶断しながら貫通していき、そして一撃で轟沈する戦車!。

ノリス:「ほぉ、なかなかではないか。・・・ん?、向こうにも、残りの戦車が1台。上空からの戦術を取るには時間がないか。ならば!。」

そういうと、ノリスはパイルバンカーの射出基部を取り外し、のばした状態で、戦車に向かっていった。戦車の砲身はノリスに向いてなかった。回転移動速度などザクとは比べられないほど遅かった。

ノリス:「戦い方をしらん、ど素人が!。」
戦車長:「うわぁぁぁぁぁ!」

ノリスの手持ちのパイルの先が円弧を描き、戦車をまっぷたつに溶断した。爆散する戦車。

メカニック:「ノリス様、やはり3分かからなかったですね。援護射撃無しでのテスト終了です。付近に連邦はいません。帰還をお願いします。」
ノリス:「少々物足りない気もするがな。帰還する。」

そうして、青いザクは基地に帰還した。

***

アイナ:「お疲れさま。新しい武器の具合、どうでしたか?。」
ノリス:「悪くはない。ヒートホークよりは威力もリーチもある。ただ1つだけ問題がある。」
アイナ:「え?。」
ノリス:「赤い彗星からは地上戦に向いていると報告があった。まさにその通りなのだが、”市街地戦”には向いていない。パイルの長さに問題がありすぎる。」
アイナ:「長さ・・なの?。」
ノリス:「アイナ様が出くわす事のない戦闘域ですが、私の様なゲリラ戦がメインのパイロットにとって、市街地のような移動範囲が狭い戦闘区域では、長い武器は御法度なのです。ヒートホークやここに届いたヒート剣のような小型で円弧を簡単に描ける武装が最も適しており、また今回テスト出来なかったが、このガトリングガンの様な短射程飛び道具による破砕が最も適しているのです。」
アイナ:「それでもノリスは、戦車2台を3分以内に撃墜よ。十分効果があったじゃない。」
ノリス:「熟練パイロットの私”なら”という制限付きなのですよ。今回のテストは機体がJ型という事からもわかりますとおり、”一般兵士にも使える武装”なのかがメイン項目なのです。今回の2台目の戦車戦の様に、瞬時に取り外しての斬撃に転じられるためには、エース級の状況判断能力が必要となります。一般兵士には無理だと考えられます。」
アイナ:「ノリスだったから・・・ね。」
ノリス:「メカニック!。ここにある武装は全て、開発部署に戻しておいてくれ。報告書は後で送っておく。ガトリング系武器については効果が望めるだろうとは書いて置くが、全て”要再検討”案件だ。赤い彗星の意見も最もだと思うが、基本的にエース向けの武装では話にならん。後は頼むぞ。」

そういって、ドックを後にした。メカニックは、かなりしょげた顔をしていた。このメカニックとしても結構自信のある武装だったらしい。側にいたアイナがメカニックの方を向いた。

アイナ:「・・・元気出してね。」
メカニック:「アイナ様!、もったいないお言葉であります!、有り難うございますであります!。」

こうして、ノリスの試作武装の実戦テストは終了した。まさかこの先、自身が駆る新型機体に、ガトリングシールドとヒートロッドが装備されようとは・・・。まぁ、報告書に記載した”エース用機体向け装備としては有望”の一言が効いたのか。真実は謎のまま。


塗装
以下で使用されている塗料は、全てクレオス社製のラッカー系塗料です。
1)内部メカ部分は必要な所だけ、スーパーシルバーと、金属塗料のクロムシルバーを筆塗装しました。
2)外側はスコープなどのパーツ以外、全てエアブラシ塗装です。
パーツの中性洗剤での油面落とし→完全乾燥→1200番グレーサーフェイサー吹き(瓶商品を希釈してエアブラシで塗装)→各塗料の希釈液をエアブラシで吹き付け

<塗料調合>

今回のテーマは”ラル機ではなく、ノリス機の青”ということで、グフカスタムのマニュアルに記載されていた調合方法を元に近い色に調色しました。ただし大体の混合比です。

1)機体色(明るい青)=ガンダムカラーホワイトD80%+当方調合のコバルトブルー10%+パールブルー5%+蛍光ピンク5%(Hi-νにに引き続き、発色増加剤)
2)胴体色(暗い青)=当方調合のコバルトブルー60%+キャラクターブルー15%+ホワイト10%+蛍光ピンク5%+パールブルー5%+ブラック5%

以下、No.63のシャアザクU高機動型と共用しました。

3)機体、ザク系の武器類、パイルバンカー(明るいグレー)=ガンダムカラーのグレー24 100%
4)機体、バックパック、高機動型の武器類、パイルバンカー、ガトリングシールド(暗いグレー)=ガンダムカラーのファントムグレー50%+ガンダムカラーのグレーF50%
5)ガトリングシールドの金属部分1(明るいシルバー)=スーパーシルバー100%
6)ガトリングシールドの金属部分2(金属光沢のシルバー)=金属塗料のクロムシルバー100%+乾燥後の布磨き(金属光沢出し)
7)パイルバンカーのシャフトや金属ニブ(中間のシルバー)=スーパーシルバー90%+クロムシルバー10%+乾燥後の布磨き(ちょっとだけの金属光沢出し)

尚、カラーリング(配色)の設定は、グフカスタムに合わせました。

説明
武器や機体の説明は上記の通りだが、写真撮影に際して使った武器類に関しては、シャアザクU高機動付属の武器を使っておりません。新造したパイルバンカーと、試作型ガトリングシールドだけ共用しました。そして、この機体だけの武器は、ヒートロッドで、その基部を取り付けた腕パーツを1個新造しました。キットへの改造については、腕の肘に右と左で違う位置に、右手はパイルバンカー取り付け穴、左手はガトリングシールド取り付け穴を、ピンバイスで空けただけです。スタイリング変更やオラ改造は全くしてません。

ただし、グフトライアル用のグフカスタムの両肩については、グフカスタムでは上から取り付け、ザクUでは横から取り付けのため、そのままでは取り付けられないので、これだけ、一番長いスパイクをそれぞれノコギリで切り離して、逆向きに取り付け直し、ポリキャプをザクUに合うものに変更して、取り付け箇所を改造しました。これでちゃんと装着出来るようになりました。

組み上げ
ストレート組みなので、合わせ目消しは行ってません。後ハメ加工もしてません。組み上がった後に、ゲート部分の未塗装箇所を筆を使って該当塗料で追加塗装しただけです。

フィニッシュ&マーキング
今回はかなりifカスタマイズ機体設定のため、グフカスタムを元にして、同じ感じでマーキングを貼りました。ただしキット付属のマーキングはジオンマーク(ガンダムデカール)だけで、他は市販のガンダムマーキング(水転写シール)を使いました。尚、フィニッシュ艶消しトップコートなどは行ってません。

感想と補足
えー(汗)、随分と背景シナリオに凝った機体で作ってありますが、当初はHGUCで作ったグフトライアルのはずでした。でも、同じテーマの機体を作ったんでは面白くないことと、昔素組で作ったグフカスタムをパーツ取りに使うという、もったいない事をやるからにはということで、ノリスさんの機体にさせていただきました。でも、このノリスザクUは作例がネットオークションではあるみたいです。

最もパイルバンカーユニットなんぞ、ありませんし、ガトリングシールドを装備したザクUってのもないと思います。勿論グフトライアルってのも当方のオラザクですが。

でもって、弟の評価ですが、上記の通り、このノリスザクUは不評でした。

1)ザクに青は合わない!。
それだけの理由です。シャアザクUの出来が良かったため、並べておいたからだとも思えます。でもね、ジオノグラフィーで、ランバ・ラルザクUってのは、既に市販されています。青でもいいと思うのだが・・・。

ところで、ノリスさんには”一般兵士向けの装備としては”ダメ出しを喰らってしまったパイルバンカーユニットですが、オラ設定では、なんだかんだ言って結構使われていたという風に書きました。これは開発陣のプライドもあったからだと思います。または一般兵士のパイロット能力が、エース並に発達したからとも考えられます。”並の上程度の機体にエース並のパイロット”のジオンと、”高性能の機体にそこそこのパイロット”(ホワイトベース隊は除く)の連邦、どちらが良かったかは、なんとも言えません。

さて、次の作品の製作予定ですが、白狼こと、シン・マツナガ専用のザクT(ランバ・ラル専用ザクTがベース)です。勿論、今回作ったパイルバンカーユニットとガトリングシールドが付けられる様に改造します。最もこのキットも、既に素組してある物をばらして作り直すのですが・・・。他にも、弟経由で、MG ステイメン、MG ジムカスタムなんてのも、到着予定なので、先のザクTは頓挫する可能性が高いです。

ではでは。
65
<肩がノーマルザクTタイプ>
MS-05B シン・マツナガ専用ザクT


<ランバ・ラル専用機設定のザクTタイプ>
MS-05B シン・マツナガ専用ザクT



<オリジナル設定のザクTタイプ>
MS-05B シン・マツナガ専用ザクT


全パーツ写真


完成日:07/06/05

登場作品
ベースキットの機体:機動戦士ガンダム (MSV)
パイロットキャラクター:機動戦士ガンダム MSV

Scale & Grade

a) ベース機体
機動戦士ガンダム
1/100 MGモデル
形式番号:MS-05B
名称:ザクT(旧ザク) ランバ・ラル専用機
(MS-05B ZAKU-T)
PRINCIPALITY OF ZEON
RAMBA RAL'S CUSTOMIZE MOBILE SUIT
キット定価:2500円(税別)


b) 右肩シールドパーツ
No.63で使ったキットの余剰パーツ
1/100 MGモデル
形式番号:MS-06R-1A
名称:R-1A型 高機動型ザクU 黒い三連星専用機
(MS-06R-1A ZAKUU)
(チームカラーバリエーション 黒い三連星)
PRINCIPALITY OF ZEON
MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT
キット定価:3000円(税別)



○パイルバンカーユニット
○ガトリングシールド
等はNo.63,64で造った物を流用



<全てのタイプの総合呼称とします>
MS-05B シン・マツナガ専用ザクT
PRINCIPALITY OF ZEON
SHIN MATSUNAGA'S CUSTOMIZE MOBILE SUIT


(オラザクです)

概略
ザク製作シリーズ(いつ作った??)の最後は、素組していたランバラルザクTを分解して、武器取り付け改造して塗装した、シン・マツナガ専用機です。全パーツ写真が凄い事になってますが、半分以上が前の作品であるNo.63,No.64の流用です。今回は特別な武器は作ってないです。

ただ設定をオラにしたので、上の3枚目の写真(ビームスピア型パイルバンカー)のザクTだけ、No.63のベース機体である高機動型ザクUの余剰パーツである、肩シールドに換装しているザクTです。しかもオラザクです。でも、胴体などのベースは、ランバラル専用ザクTそのままです。後ろのバズーカマウントラッチは、素組の段階で壊れてしまっていたので、今回は閉じた状態で固定されてます。

1)武装はザクTキット標準の物以外に、No.63,No.64のパイルバンカーとガトリングシールドに加えて、ザクU標準、ザクU高機動型(三連星仕様)に添付されている武装も全部含めて撮影しました。

2)色とパイロットは、MSV登場の”白狼”こと、”シン・マツナガ”にしましたので、白とグレー2種に設定しました。ネットのシン・マツナガ専用高機動型ザクUの配色を元にしました。

キット、機体説明
ベースキットは、ランバ・ラル専用ザクTですので、標準のMS-05B ザクTとはかなり違います。その代わり、高機動型の余剰パーツであるザクU用の肩シールドを右肩に換装可能にしましたので、オリジナル機体のシルエットは、ザクUに似てます。

<機体の方の説明>
ランバ・ラル専用ザクTから作ったのですが、設定としては、エース専用機のザクTのベース機体は、やはりランバ・ラルの物であろうと判断して、以下の顛末を勝手に考えました。

時代:ルウム戦役時代初期

<ドズル中将直属のムサイ艦 オペレーションルーム>
オペレーター:「マツナガ大尉、ドズル中将から通信が入っております。」
マツナガ:「ドズル様から直接・・・・。繋いでくれ。」
モニターのドズル:「おう!、白狼!、元気そうでなによりだな!。」
マツナガ:「ドズル様もお元気そうで。」
ドズル:「は!は!は!、今の戦局で、落ち込む理由などないわ!、ピンピンしておるぞ!。・・・それはさておき、白狼にプレゼントだ!。」
マツナガ:「プレゼントですか。それは光栄に存じます。」
ドズル:「いや、正確には、わしから直接ではないのだ。わしがおまえにプレゼントしたいのだが、どんなのがいいかを、蒼い巨星に訊いてみたのだ。同じエースとしてなら良い案を出してくれると思ってな。それでラルが出してくれた案通りに、おまえに、こちらから1機廻しておいたのだ。」
マツナガ:「蒼い巨星・・・ランバ・ラル様の案ですか。」
ドズル:「そうだ。ラルが使っていた特注品のザクTと同型を再チューニングした機体を、ラルからおまえにプレゼントしてはどうか、ということでな。わしとしても、おまえの最近の活躍ぶりを称えたいと思っておったのだ。なかなかいいであろう?。」
マツナガ:「ドズル様、マツナガ、ありがたく搭乗させていただきます。」
ドズル:「は!は!は!、さすが、エース同士というのは、漢(おとこ)の絆をわかっておるようだな!。気に入ってくれて、わしもうれしいぞ!。これからのおまえの活躍、楽しみにしているぞ!。ではな。」

通信は切れた。相変わらず豪快な副将ぶりなドズルであった。

***

それから数時間後、補給艦パプアから物資とは別に、1機の真っ白なザクTが搬入されてきた。
メカニック:「マツナガ様、この機体がそうです。ちゃんとパーソナルカラーに塗装されてますね。」
マツナガ:「なるほど、シールド付きなのか。それと・・・?、なにやら武器も同時に搬入されてきたらしいな。」
メカニック:「はい。試験部隊経由です。試作武器だそうで、ドズル様とは別件です。ガトリングシールドとパイルバンカーユニット・・と書かれてます。」
マツナガ:「他にも・・・これは大型バズーカか?。ザクTで取り回せる様な代物なんだろうな?。」
メカニック:「試験部隊からのレポートでは、ザクTのゲインで十分取り回せるとの事です。」
マツナガ:「試験武装故、簡単に実戦投入はできんが、私も使用を考えておく。ドックには格納しておいてくれ。」
メカニック:「了解しました。」

***

だが、結局、このザクTはノーマル装備の状態で数回、ルウム宙域戦闘に使われただけで終わってしまった。それは次期主力MSであるザクU(マツナガ専用機)がロールアウトされ、さらに時間をおかずして、エース用機体である”R-1A型”(同じく専用機)が到着してしまったからである。しかしマツナガ自身、このザクTは専用艦にずっと積んでいたとの話もあった。それは使う使わないを別にして、ランバ・ラルやドズルへの深い感謝の意を表すためだったと、伝えられている。

塗装
以下で使用されている塗料は、全てクレオス社製のラッカー系塗料です。
1)内部メカ部分は必要な所だけ、金属塗料のクロムシルバーで筆塗装しました。
2)外側はスコープなどのパーツ以外、全てエアブラシ塗装です。
パーツの中性洗剤での油面落とし→完全乾燥→1200番グレーサーフェイサー吹き(瓶商品を希釈してエアブラシで塗装)→各塗料の希釈液をエアブラシで吹き付け

<塗料調合>

今回のテーマは”シン・マツナガ専用機らしく白で!”だったのですが、結局、機体色はグレーサフそのままのライトグレーにしました。他は、これまで使ってきた、明るいグレーと暗いグレーをそのまま使ったので、今回は新規調合はしてません。

1)機体色(ライトグレー)=1200番グレーサーフェイサーそのまま
2)胴体色(明るいグレー)=ガンダムカラーのグレー24 100%(No.63,64で使った物と同じ)
3)胴体色、武器など(暗いグレー)=ガンダムカラーのファントムグレー50%+ガンダムカラーのグレーF50%(No.63,64で使った物と同じ)

尚、カラーリング(配色)の設定は、ネットオークションの完成品出品”シン・マツナガ専用高機動型ザクU”に合わせました。

説明
素組で放置状態だったランバラルザクTを直す目的も含めて作りました。キットへの改造については、腕の肘に右と左で違う位置に、右手はパイルバンカー取り付け穴、左手はガトリングシールド取り付け穴を、ピンバイスで空けただけです。スタイリング変更やオラ改造は全くしてません。

武器類はゴージャスに、No.63,64で作った全ての武器を装備させて撮影しました。時間軸がかなりずれていると思います。ただ、ランバラル機は右肩にも肩アーマーを付けられるように成っているため、No.63で使った高機動型の余剰パーツである”肩アーマー”を使って、ザクTでは設定にないオリジナルザクTにしましたが、”換装”という形を取りましたので、標準ザクT、ランバラル型、オリジナル型、全て再現可能です。

組み上げ
ストレート組みなので、合わせ目消しは行ってません。後ハメ加工もしてません。

フィニッシュ&マーキング
今回はかなりifカスタマイズ機体設定のため、塗装の参考にしたネット作例を、マーキングでも参考にして、ちょっとだけ貼りました。尚、フィニッシュ艶消しトップコートなどは行ってません。

感想と補足
えー(滝汗)、素組を作り直すという、テキトー極まりない事をしましたが、手持ちのザク系機体がこれだけだったので、思い切ってシン・マツナガ機を作ってみました。武器類は、No.63,No.64、全部と共用出来るので、非常に写真の枚数も多かったです。また、機体の換装パターンも多く、”あのザクT”が好きな閲覧者様にも楽しんでいただけるように、標準ザクT、ベースであるランバラルザクT、オリジナルザクT、全部で楽しめるコンパチキットにしました。

ただ、No.63,64の、ザクU、高機動ザクUの時代の試作武器という設定にした、パイルバンカーユニットやガトリングシールドなんぞ、ザクT(ルウム戦役)時代には、どう考えてもありません。でも、オラザクのオラ設定ということでご勘弁くださいませ。

これにて、当方のMGザク系機体の製作は、終了です。在庫がないです・・・。次は時間をおいて、HGUCブルーディスティニー系にするつもりです。半額で買えたから・・・・。

ではでは。
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