万屋ギャラリー1-6
No.66〜75
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67 | <∀ガンダム(ターンエーガンダム)> WD-M01(System-∀99) ∀GUNDAM INGRESSA MILITIA MOBILE SUIT |
完成日:07/08/11 登場作品 ∀ガンダム Scale & Grade ∀ガンダム 1/100 MGモデル (MG No.100 記念キット 初回限定版) 形式番号:WD-M01(System-∀99) 名称:∀ガンダム(ターンエーガンダム) (∀ GUNDAM) キット定価:3800円(税込み) 同梱品 ○キットパーツ、取説 ○小冊子”GUNPLA ∀ Special Edition” (ガンプラ∀ スペシャルエディション) ○広告 |
概略 月の民”ムーンレイス”曰く、”白ヒゲ”。MG No.100の記念モデルは、なんと!、∀ガンダムでした!。賛否両論だとは思います。それをよくわかってらっしゃるのは、取説に一筆、挨拶を記載している”富野由悠季”監督自身です。しかし、今回のキット化は、単なるエントリーとか、普通のMGキットとして、製作された物ではないです。取説や初回限定の小冊子に詳細に書かれている通り、 ”この機体のデザイナーであるシド・ミードの画稿を緻密に再現する” ことをフラグシップに、徹底的に解析、分析、パーツ化検討を行った、正直、作る側は”相当しんどかっただろう”キットとなったわけです。 ∀ガンダムがなんぞや、ということまで書いていると、長すぎてしまうので、Wikiのリンクを貼っておきます。 ∀ガンダム Wikipedia キット、機体説明 購入してから、まずキットを見る前に、初回限定のみの特典である小冊子”ガンプラ∀”(ガンプラターンエー)と、たまたま期間中だったので貰えた”Road to 100”(シャア大佐ご担当の声優”池田さん”のシャア大佐としての解説版と、モデラー及び開発陣解説版の2つのver.がある、MGキットの歴史を解説したスペシャルDVD)を見ました。PCでは不具合があって見られないかも、とか書いてありますが、XP Homeでちゃんと見られました。 でもって、この中身は、まさにエクセレント!。MGキットの開発履歴と技術の進歩が、まさによーーーっくわかるDVDでした。シャア専用機体の場合、シャア大佐の名セリフで解説されているのが、バッチグーです。期間中のみのMGキット購入での配布となりますので、お早めにどうぞ。 それと、初回限定キットのみの特典である、”小冊子 ガンプラ∀”ですが、これまた豪華。キャラデザ、メカデザ担当の方、そして、あの”トニー”さんが、書き下ろしております。それに詳細に説明がされているので、まさに記念キットの小冊子としてふさわしい物です。 でもって、やっとこキット説明。まず、これまでのMGキットや、最近のver.2.0系のキットとは全く違います。 ○フレームに相当する、脚部後方の”スラスターベーン”(金属板)が、脚部の内部フレームに相当してますが、機構が違います。一応、装甲をフレームに取り付ける事は同じですが、組んでいて違った印象を受けました。尚、スラスターベーンは脚部折り曲げに連動して動きます(コンセプト的には”ムーバブル・フレーム”か?)。それに正座出来るくらい曲がります。 ○腕部は半分フレーム、半分新機構の構造で成り立ってます。∀ガンダムは、これまでとはかなり違った機構で作られているので、キット化されてもこうなると言うことを、組んでいる段階で理解しました。 ○胸部は、そもそもエネルギー炉とか、間接のアクチュエーター等が全くなく、マルチパーパスサイロ(多目的格納庫)だけで構成されてます。コクピットは腰部前面にあるコアファイターですから、本当にサイロだけです。 ○頭部は、従来と比較的同じ。ガンダムモデラーがよく使う技法で、”目”の後ろに銀シールやメタルシールを貼って、もしくは、シルバーで裏側を塗装して、光が当たると反射して目が光る、ようになってます。 ○特徴の”ヒゲ”こと、”フェイスガード”は、バンダイエッジがなく、元からかなり鋭いです。もっとも別ランナーになっていて、厚めのビニール袋に入っているので、安全です。注意書きもありますし。 ○付属の1/100スケールの、ロラン立ちフィギュアと、レーザー加工技術の粋を集めて作られた”牛”(劇中で印象的なシーンに登場)は、どれも素晴らしい出来です。今回は牛のみ筆塗装しました。ロランフィギュアはメットが、TVゲーム”メトロイド”のサムス・アランに似ているので、そんな感じのロランになってます。 塗装、組み上げ 今回はグリグリ遊ぶため、素組にしました。その後、スミ入れペン(グレー)で、多数のミードモールドにスミ入れして、それで終わりにしました。塗装しなくてもリアルで格好いいので、無問題です。 尚、牛フィギュアだけは、サフ、塗料を使って、筆塗りしました。柄は取説の写真を参考にして、色は近い物を使いました。 フィニッシュ&マーキング 特製のマーキングが付いているのですが、如何せん∀ガンダムには似合わないので、そのままにしてます。たぶんこのマーキングを使う機会はないと思う・・・・。ミリシャ側で1/100の機械人形はこれしかないし。1/100のモビルカプルが出てくれるなら、バリバリ貼りますけど。 感想と補足 とにかく、作っていて”やめ時を失って、一気に作ってしまいたくなる”、組んでいて楽しいキットでした。定価3800円をどう見るかは人それぞれだと思います。特に∀ガンダムキットなので、更に輪をかけてそうなると思います。 でも、完成してみると、これまでのMGキットとは、かなり異質の魅力を持った、そして開発陣の苦労がよーーーーーーっくわかるキットであったことがしみじみわかります。とにかく、フレームに相当する物から、装甲1つ取っても、ミードモールド、ミード”幾何学”曲線、ミード曲面、全てに置いて、よく再現+キット化出来たなぁ、と感心してしまいます。 そして、この機体だけ、唯一、付属の”牛”(これだけ)を使うことで、素晴らしい”情景”を、ジオラマベースを作ることなく、再現できます。劇中に実際にあった光景だけに、感慨深いです。牧歌的なんですけどね。 とにかく、”格好いい、キャラ物 or ミリタリーガンダム”ではないです。シド・ミードの”実際に建造されても、動きに無理が来ないように設計された、リアルなガンダム”をコンセプトに作られた、富野監督曰く”リアル”なガンダムでした。ガンダムハンマーは、1話分だけしか使われなかった(朽ちていて1回使用で破壊してしまった)のに、ミョーにこのガンダムに合います。 逆に、他の武器類(定番のビームライフルとシールド)はあまり合いません。ので、ほとんどの写真で、後ろにマウントしてあります。このマウント方法はおそらく、このMGキットだけの方法だと思いますが、これがしっくりくる!。 最後に、これは個人的見解ですが、お気に入りのギム・ギンガナム搭乗機”ターンX”が、どうしてもMGキットとして欲しくなったのは言うまでも無いことです。エントリーでも同スケールのキットが存在せず、スクラッチはつらすぎる・・・・。また、ザクUver.2.0も、あのフォルムなら、∀ガンダムの世界の”ボルジャーノン”として、このキットの横に置いても合うと思います。 *** ところで、次の作品は、久々、ガンダムキットではないです。ポリウレタン製の”ガレージキット”です。製作方法も何もかも違うものにチャレンジしました。私の永遠のアイドルである、TVゲーム”ワルキューレシリーズ”の主人公、”ワルキューレ”です。これからアップします。ではでは。 |
68 | ワルキューレ・メイン顔(PK011ヘッド)武装 ワルキューレ・メイン顔(PK011ヘッド)武装解除 ↓色々な頭部を使用して表情変更 |
完成日:07/08/11 登場作品 (株)NAMCO(ナムコ)製作品 (現(株)バンダイ・ナムコゲームス) TVゲーム 「ワルキューレ」シリーズ全般 ○「ワルキューレの冒険」(FC,PS1,リメイクはPS1) ○「ワルキューレの伝説」(AC,PCエンジン,PS1,Win) ○「ワルキューレの伝説外伝 ローザの冒険(Win) Scale nonスケール(Pinky:stパーツ互換スケール) 名称:ワルキューレ・ピンキー イベント販売価格:2000円(税込み) キット以外に使ったパーツ 1)頭部パーツ(必須) メイン:PK011の頭部 他:PK002、PK004、PK013、真宮寺さくらピンキーの各頭部 2)パーツ支持:1mm真鍮線 |
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1)パーツ数:11 (前髪1,後髪1,上半身1,左腕1,下半身1,スカート1,ヘルメット1,羽根飾り2(左右で1づつ),剣1,盾1) 2)未塗装レジンキット(白色のレジン製) 3)造形物イベント”ワンダーフェスティバル2007冬”の会場にて購入。 4)ディーラー情報 ディーラー名:猿人殺法 HP:http://jugonrx.hp.infoseek.co.jp/DROOM.htm 『dugong room』〜じゅごん部屋 兼 猿人殺法本部〜 |
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<概略> 今回は数年ぶりにガレージキット(以下ガレキ)を作りました。ガレキとは?、って話すと長くなるので、やっぱりwikiリンク ガレキWikipedia つまり、ガンプラなどの”プラスティック製組立キット”とは全く違う製品です。だから使う下地塗料、接着剤関係も違いますし、作り方も違います。 そしてこのキットは更に、GSIクレオス社ホビー部の”VANCE PROJECT”の一環として、フィギュアの統一シリーズである、”Pinky:st”(ピンキーストリート、以下ピンキー)に準じてパーツが構成されている事を追加要素として持っています。 要するに、このキットのパーツとして、他のピンキーのパーツを流用する事ができます。メインは頭部パーツの交換(キットには頭部パーツは付いてません)で、これにより、主に”表情”や”顔”を簡単に変更する事が出来ます。これは大きいアドバンテージです。 さらに外観に問題が無ければ、上半身、下半身、少しの改造で手持ち品、頭部などを自由に組み替えられます。これにより、キットの外観を簡単に、さらに幅広く変更する事が出来ます。 GSIクレオス社ホビー部の”VANCE PROJECT”(ピンキーストリート)のHP 当サイトでも、市販ピンキーのパーツを組み替えて、ちょっとしたコーナーを設けてあります(別館)。 さて、このピンキーガレキのキャラクター”ワルキューレ”は、(株)NAMCO(ナムコ)製作品(現(株)バンダイ・ナムコゲームス)のTVゲーム「ワルキューレシリーズ」、 ○「ワルキューレの冒険」(FC,PS1,リメイクはPS1) ○「ワルキューレの伝説」(AC,PCエンジン,PS1,Win) ○「ワルキューレの伝説外伝 ローザの冒険(Win) 等(細かい登場作品は割愛)に登場する主人公(一部違う作品もあり)である、「ワルキューレ」であり、このキットは、ピンキースタイルにデザインしたガレキです。 尚、デザインしたのは、ガレキのディーラー「猿人殺法」さんで、詳しくは上記に記載しました。 <キット説明> ピンキーのパーツシステムに準じてあり、構成も同じです。頭部は最初からついてなく、一般玩具取扱店やアキバで売られている市販ピンキーフィギュアや、頭部パーツばら売りなどで、自分の好きな頭部を買って、取り付けられます。頭部の分だけ余計にかかりますが、自分で好きな頭部に出来るのは凄いことです。特にガレキの世界では。通常ガレキは、キット1つで頭部も全てついていますから、改造しない限り、表情やパーツは固定だからです。 今回はPK011という型番のピンキーの頭部をメインに使いました。他に頭部の交換をしてみると言うことで、PK002、PK004、PK013、「サクラ大戦」の真宮寺さくらピンキー、の頭部も、交換して付けてみました。詳細は、写真ページをご参照下さいませ。 <組み上げ、塗装> Ma.k.シリーズ「魔導戦記Ma.K.」の”パメラUとズージー”の2キャラのガレキを作ってから、キットは買っているのに作らなくて、結果的に”久々”のガレキとなり、しかもピンキー系ガレキは初めてで、ということで、基礎からやり直しました。 MAX渡辺著 「パーフェクトモデリングマニュアル1 初級編」 (ホビージャパン編集部・編 HOBBY JAPAN MOOK) のガレキ製作編を見ながら、1つ1つ、出来るだけ丁寧にパーツ処理しました。 基本処理:クレンザーと中性洗剤の混合粘性溶液を作り、歯ブラシに付けて全パーツを洗浄して離型剤(買ってきたガレキには必ず付いている表面の油)を洗い落としました。洗浄→水洗、を3回繰り返し、しっかり処理。その後、1日乾燥。 1回目の修理とヤスリ掛け:パーツ自身の欠陥部分(ヘルメットの円形飾りのエッジ等の欠落、この時点で見える気泡穴、バリ、ヒケ(へこみ)、他多数)をタミヤパテ、エポパテ、アルテコパテで修理し、同時に全パーツを紙ヤスリ掛け(400番→1000番→2000番)。 1回目のサフ:ガレキ用グレーサーフェイサー(瓶入り)を溶剤で希釈して、適当な粘度のサフ溶液を作り、全パーツをエアブラシで軽く塗装。 2回目の修理とヤスリ掛け:ここで相当の数の”気泡穴”が浮き出してきたので、ひたすらパテで埋めて、ヤスリ、紙ヤスリなどで削って整えました。まぁこの時点での処理が、いまいちだったため、完成したときに、ちと気泡穴が残っていたので、後で反省しました。 2回目のサフ:1回目と同じでサフ掛け。ここからは塗装に移行。 塗装:ヘルメットの茶色以外、全て市販のラッカー系塗料をそのまま使用。 組み上げは、双方のパーツがちゃんと合う位置に1mmの穴をピンバイスでそれぞれ空けて、1mm真鍮線を通しました。今回ピンキー系ガレキということなので、全てのパーツは接着しませんでした。よって左腕部などは、真鍮線を中心に、ある程度可動します。それにパーツは互換性があるので、接着する意味がないです。 (配色) 肌:キャラクターフレッシュ スカートなどの白布地、飾り羽根、下半身の下着:ホワイト スカートの赤ラインとリボン:レッド 髪の毛:キャラクターイエロー ヘルメットの周り、シールド、アーマーなどの金色、飾り羽根の付け根:ゴールド シールド、アーマーのグリーン部分:メタリックグリーン 脚部の靴紐、ヘルメットのブラウン部分:ブラウン+ブラック適量 剣先:メタル塗料のクロムメタル+塗装後にティッシュで磨き作業 腰ひもの先、胸部アーマー中央部、腕部アーマー中央部のクリスタル:クリアーレッド (塗装方法) 筆塗装:ヘルメットの前部の模様、剣先、アーマー、シールドのグリーン部分、脚部の靴紐部分の靴紐と肌 エアブラシ:上記以外全部(マスキングテープによる、マスキング塗装) <フィニッシュ> ゴールドが予想以上に金ピカになったので、本来行う”半光沢クリアーフィニッシュ”は行いませんでした。 感想と補足 これは本気で作るのが大変だったキットです。大変な原因は、当方の技量不足と、ガレキ特有の下処理です。これはどんなガレキでも伴う事故、これを克服しないといかんなー、と、しみじみ思いました。また、このキットで目立った事は、 1)ヘルメットの縁の飾りのエッジが、かなり欠落していたので、パテ埋め→形を整える、の繰り返し。 2)1回目のサフで出てきた、気泡穴は凄い状況だった。これも仕方ないか。 と、結構処理の時間が凄かった事です。MAXさんの本に書いてあるとおり、”ガレキは根気との勝負”だと思いました。 でも、そういうコツコツ作業を行いさえすれば、ピンキーベースであり、古いゲームキャラ扱いだから、イベントでも滅多に手に入らないだろう、「ワルキューレ」を完成させて、コレクションに出来たわけです。(え?、自分で作れ!って。その通りです・・・・) 実際、明日(8/12)、ビックサイトで開催の同イベントである”ワンダーフェスティバル2007夏”(当方もディーラー参加)では、このディーラーさんは、この商品の再出品をしてないです。 ワンダーフェスティバル実行委員会HP まぁ、とにかく、ピンキーであり、ガレキであり、ワルキューレであるという、すんばらしいガレキを完成できて、今は嬉しい事この上ないです。飾り棚の最前列、一等地に飾ってあります。 今は、SNKプレイモア(旧SNK)の龍虎、KOFのキャラ、”ユリ・サカザキ”のピンキーガレキを作ってます。キャラ物ピンキーは市販ではいまいち状態ですが、ガレキの場合、結構イイ素材だと思います(昔扱いのゲーキャラは、このディーラーさんは、”趣味だけで需要がない”って言い切ってますが・・・・)。作る時も、登場ゲームの公式サイトとか資料がたくさんあるし。 さて、明日の準備をするか。ではでは。 |
69 | ユリ・サカザキ ピンキー ガレージキットの品名 Pinky:st. ユリ・サカザキ コスプレパーツ ☆キット付属のピンキーベースのガレキパーツは 使用しませんでした。写真の物は市販のベースです。 頭部交換写真はたくさんあるので、 写真ページをご参照下さいませ。 |
完成日:07/08/18 登場作品 (株)SNKプレイモア(旧SNK、旧プレイモア)製作品 TVゲーム(ジャンル:格闘(2D、3D)) ○「龍虎の拳」シリーズ ○「THE KING OF FIGHTERS」(以下KOF)シリーズ (株)CAPCOM製作品 TVゲーム(ジャンル:格闘(2D)) ○CAPCOM VS SNKシリーズ(以下カプエス) Scale nonスケール(Pinky:stパーツ互換スケール) 名称:ユリ・サカザキ・ピンキー ガレージキットの品名 品名:ユリ・サカザキ コスプレパーツ イベント販売価格:1000円(税込み) キット以外に使ったパーツ 1)頭部パーツ(必須) メイン:PK001の頭部 他:多数の頭部パーツ (数があるので写真ページをご参照下さいませ) 2)パーツ支持:1mm真鍮線 |
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1)パーツ数:7 使用パーツ数6 ベースパーツは使用しませんでした (前髪1,後髪1,上半身1,左腕1,下半身1,スカート1,ベース1(不使用)) 2)未塗装レジンキット(肌色のレジン製) 3)造形物イベント”ワンダーフェスティバル2007冬”の会場にて購入。 4)ディーラー情報 ディーラー名:だぶる・けーおー!! HP(blog):http://plaza.rakuten.co.jp/doubleko/ |
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<概略> 前回に引き続き、ピンキー系ガレキを作りました。ガレキについて、ピンキー系キットについては、68(ワルキューレピンキー)で記載したので省略します。 さて、このピンキーガレキのキャラクター”ユリ・サカザキ”は、(株)SNKプレイモア(旧SNK、旧プレイモア)製作品のTVゲーム(格闘)「龍虎の拳」、”KOF”、”カプエス”シリーズ、 ○「龍虎の拳1」(ストーリーノンプレイヤーキャラ)(ゲーセン、NEOGEO、NEOGEO・CD、SFC、PS2(1,2,外伝セット)) ○「龍虎の拳2」(プレイヤーキャラ)(ゲーセン、NEOGEO、NEOGEO・CD、SFC、PS2(1,2,外伝セット)) ○「KOF」(シリーズ全般。2D物、3D物等)(ゲーセン、NEOGEO、NEOGEO・CD、PS1、PS2、SS) 等(細かい登場作品は割愛)に登場するプレイヤーキャラです。ディーラーさん情報は上記の通りです。 <キット説明> ワルキューレピンキーと同じですので割愛します。 今回はPK001という型番のピンキーの頭部をメインに使いました。が、ストックの頭部がかなりあったので、ワルキューレピンキーの時より多くの頭部で、色々な表情を再現してみました。詳しくは写真ページをご覧下さいませ。尚、頭部型番がわからないものもあったので、それは”型番不明”と記載しました。 それと、このキットの左手は、ゲーム中の勝ちポーズ”よゆうっち!”ってやっている表現パーツなんですが、真鍮線を接続部位の真ん中に入れて、接着していないので、軸にして回転してみたら、全く違う意味の”挑発”(ゲーム中にはありません)にすることが出来たので、別ヴァージョンということで、こちらの物も撮影しました。頭部との組み合わせで、ばっちし憎たらしい表現になっているものもあります。 <組み上げ、塗装> 前回で会得した技術と時たま前回使った本を見直して、初歩に戻って作りました。 基本処理:クレンザーと中性洗剤の混合粘性溶液を作り、歯ブラシに付けて全パーツを洗浄して離型剤(買ってきたガレキには必ず付いている表面の油)を洗い落としました。洗浄→水洗、を3回繰り返し、しっかり処理。その後、1日乾燥。 1回目の修理とヤスリ掛け:以下のパーツ自身の欠陥部分 1)後ろ髪パーツの頭部との接続部分が、内部穴空き状態(大きな気泡だったのでしょう)で、表面が薄い素材になっていたため、なんと陥没しました!。よって、ここをエポパテ、アルテコパテでまず埋めて、それからヤスリがけして修理しました。それから見える気泡、バリ、ヒケなどを中心に、全パーツを紙ヤスリ掛け(400番→1000番→2000番)。 1回目のサフ:今回は1回目でサフがちゃんと乗りました(ガレキ用グレーサーフェイサー(瓶入り)を溶剤で希釈して、適当な粘度のサフ溶液を作り、全パーツをエアブラシで軽く塗装)。ので、これから塗装に移行しました。 塗装:髪の毛、胴衣の紐の茶色以外、全て市販のラッカー系塗料をそのまま使用。尚、今回のマスキング塗装には、液状マスキング剤の、マスキング・ゾルを全て使用しました。 組み上げは、双方のパーツがちゃんと合う位置に1mmの穴をピンバイスでそれぞれ空けて、1mm真鍮線を通しました。今回ピンキー系ガレキということなので、全てのパーツは接着しませんでした。よって左腕部などは、真鍮線を中心に、ある程度可動します。それにパーツは互換性があるので、接着する意味がないです。 (配色) 肌:キャラクターフレッシュ 胴衣(脚部、まくり上げた腕部、襟首以外)の白部分、靴の白部分、下着:ホワイト 胴衣(脚部、まくり上げた腕部、襟首):キャラクターブルー 髪の毛、胴衣の茶色部分:ブラウンとブラックを適当に調色した、焦げ茶色 手のアームガード:ブラック 靴の赤部分、はちまき:レッド (塗装方法) 筆塗装:アームガード、靴の紐部分の白、修復塗装 エアブラシ:上記以外全部(マスキング・ゾルによる、マスキング塗装) <フィニッシュ> Mr.半光沢クリアースプレーで、半光沢コーティング。 感想と補足 頭部が陥没したのはびっくりしましたが、修復して形状を整えるのが簡単な所だったので、それほど修理に時間はかかりませんでした。他に欠損部分はあまりなかったです。気泡穴も目立つ物は1回目のヤスリ掛けで消えました。それでも細かいのはサフの段階で見つかりましたが、目立たなかったので、今回はスルー。 今回も古めのゲーキャラを製作しました。ってかこういうのにビビっと来てしまうのですよ、私の歳になると・・・。 ところで、このキャラを作った意味はも1つあります。実は格闘系ゲームの市販キャラピンキーは、 1)ストリートファイターシリーズ(CAPCOM)から、春日野 さくら、春麗 2)KOF(旧SNK)から、麻宮 アテナ、不知火 舞 が既に発売されており、カプエスの様な、CAPCOMキャラと旧SNKキャラが対戦出来るゲームを再現か、KOFの再現を、このユリ・サカザキピンキーを使うことで、より高い再現性、KOFの場合、ゲームのシステムに忠実に再現する事ができます。KOFなら、”3人一組”ということです。実際飾っている所は、まさに格闘ゲームの1シーンです。 尚、ベースについては、ちと欠陥がひどかったし、市販の物に合わせた方が便利なので、製作しませんでした。よって、使用したパーツ数は6です。そして結構作りやすいパーツ数の少ないキットだったし、やっとこ見つけた、液状のマスキング剤”マスキング・ゾル”を使うことで格段に早い”マスキング吹きつけ塗装”ができたので、完成も早かったです。それに金銀塗料類を使っていないので、ちゃんとフィニッシュのクリアースプレーコーティング(キャラ物だと合う半光沢)をしました。 それと、今回もたくさんの頭部を使って、違う表現を撮影しましたが、左手を回転させることで、”挑発”というさらに違う表現が再現出来たので、各2種類ずつ、撮影しました。ってか、挑発の方はぴったり行く物も多かったです。 現在、コミケでの疲れを癒してます。ではでは。 |
72 | FGキット GN-001 ガンダムエクシア (FGキットを改修した物です) |
完成日:07/09/12 撮影日:07/11/23 登場作品:機動戦士ガンダム OO(ダブルオー) Scale & Grade 機動戦士ガンダム OO 1/144 FG(FIRST GRADE)キット 形式番号:GN-001 名称:ガンダムエクシア (GN-001 GUNDAM EXIA) キット定価:500円(税込み) 1)腕の関節を可動するように 2)2本の剣を太股両外側に装着出来るように 加工をしてます。 |
概略 今年の9月頃、公開前プロモーション映像での設定版として、ソレスタルビーイング所属の4機のガンダムの内、主人公”刹那・F・セイエイ”が駆るMS、”ガンダム エクシア”が、安価版のFG(First Grade)キット第一弾として発売されました。ちょうどその発売日に当方は、別件の用事でアキバのヨドバシに買い物に来ており、ダブルオーに興味があったし、SEED、SEED DESTINYの時も同じ経緯で、一番最初のシリーズキットの中の主人公機(SEEDの場合、外伝主役機のアストレイになるが)を買ったので、即購入。 でもって、キットとバンダイのHP関係の説明をよく読んで、可動箇所のチェックをしました。その結果、簡単に加工できる所だけ、手を加えることにし、他はそのまま。ストレート組で形状変更改修なし。 改造してオラ設定にしていないので、機体の説明などは公式サイトなどをご参照下さいませ。 キット説明 とりあえず安いので、プロポーションはともかく、可動範囲は期待してなかったのですが、SEED系の”形状特化シリーズ”まんま、ではなかったです。少なくとも膝、肘が稼働し、両肩も股間もかなりの範囲で可動してくれます。特に両肩の可動範囲は、伊達なHGキットより大きいです。 ただ、せっかくここまでやってくれたから、当方の簡単な追加加工で、もっと可動してくれないか?、と考え、 1)両腕の付け根の軸回転 2)”手”の独立可動 3)2本のGNソードの収納(プロモーション映像の段階での設定) が出来る改造を施しました。 1)付け根をプラ鋸で切り離し、プラ板で両方の切り離し断面を塞ぐ。次に強度を持たせるため、真鍮線の穴をずれないように片方のパーツに空けて、瞬間接着剤を流し込み、真鍮線を入れて固定。その後、ランナーなどから取った接続用プラ棒に真鍮線穴を空けて、くっついているパーツの真鍮線を通して接続部を接着剤で固定。次にそのプラ棒の直系と出来るだけ同じ穴を片方に空けて、最後にセロテープを棒に貼り付けるなどして接続部の調整をして、取り付けて完成。 2)一体になっている手をプラ鋸で切り離し、できるだけプラ板で埋めて、新しい”手の固定用穴”を作り、手に”新しい接続パーツ(ランナー改造)”を作り、接続。ある程度融通が効くので、少しひねる事もできます。 3)太股の両外側に穴を空け、その穴に合う太さのランナーを切り取り、GNソードの接続部分に接着。セロテープなどで調整し、取り付けられる様にしました。 塗装 以下で使用されている塗料は、全てクレオス社製のラッカー系塗料です。剣先は全て、金属塗料のクロムシルバーで筆塗装し、ティッシュペーパーで磨きました。パーツは全て、”1200番グレーサーフェイサー”の瓶塗料を希釈し、エアブラシで下地塗りしました。 今回は出来るだけ設定に近い色で配色通りに、をモットーにしていたので、持っていた近い色でやってみました。ただし、いつものように発色をよくするため、色相を変えない程度に、蛍光ピンクを少しだけ混ぜて使ってます。 白:1200番グレーサフ、そのまま 青:キャラクターブルー+微量の蛍光ピンク 赤:艶消しレッド 黄色:キャラクターイエロー パープル:ガンダムカラーのドムパープル 黒:フラットブラック 剣先等の金属部分:金属塗料のクロムシルバー(上記参照) 特殊塗装として、GNドライブのコア部分やそれと同じ扱いの部分は、エアブラシでのグレーサフの下地の上に、筆でシャインシルバーを塗装し、乾いてからその上に、筆でメタリックグリーンを塗装し、GNドライブの雰囲気を出しました。 大変だった塗装:そのGNドライブのマスキング塗装。特に背面のGNドライブ部分は、もう泣きます。二度とやりたくない・・・(ネットオークションの完成品案件製作者と同意見)。 今回は、初のダブルオー世界のガンダムということで、マーキングは一切無し。最後に艶消しクリアーのトップコートをしただけで終わりです。 説明 とりあえずで作った作った割に、結構良くできていたキットです。改造もそれほど難しくないです。た・だ・、既に今の段階(11/24)で、TV版のちゃんとした設定で作られている”HGモデル”があるため、このキットの意義はほとんどないと思います。 撮影までに随分ブランクが空いてしまったため、新鮮みはないです・・・・(ToT)> 組み上げ ストレート組みなので、合わせ目消しは行ってません。後ハメ加工もしてません。 フィニッシュ&マーキング 前述の通り。 感想と補足 キットの改造箇所がわかった関係で、もうFGキットは買いません。重装備の”ガンダム ヴァーチェ”はHGでは高くなると思うけど、FGのあのGNドライブのマスキング塗装はやりたくないですから。 今回は、このキットの完成日から随分経過してから作った、HG ユニオン・フラッグも、連続掲載です。 ではでは。 |
73 | SVMS-01 ユニオン・フラッグ & SVMS-01-ST ストライク・フラッグ (換装パーツなどの全パーツ写真) SVMS-01-ST ストライク・フラッグ フライトモード SVMS-01-ST ストライク・フラッグ MSモード |
完成日:07/10/30 撮影日:07/11/23 ベース機体の登場作品:機動戦士ガンダム OO(ダブルオー) Scale & Grade a)ベース機体 機動戦士ガンダム OO No.2 1/144 HGキット 形式番号:SVMS-01 名称:ユニオン・フラッグ量産型 (SVMS-01 UNION FLAG) キット定価:1000円(税込み) b)各種ジャンクパーツ、真鍮線、プラ板など ↓ SVMS-01-ST ストライク・フラッグ (SVMS-01-ST STRIKE・FLAG) (オラ設定完成品です) |
概略 *** 某日某時刻(別にゲーム「逆転裁判」ではないけど)、友人とメールのやりとりをしてました。(原文とは違いますが、意味は同じです) 友人「久々に今時のTVのガンダム(つまりガンダムOO)観たんだけど、あの可変戦闘機、格好いいね。」 私「えーと、ガンダムの?(キュリオスの事)」 友人「いやいや、あの敵っての?、飛行機とモビルスーツになるの。」 私「ああ、ユニオンフラッグね。グレーっぽいの」 友人「そう、それ。HGのキットを店頭で観たんだけど、格好良かった。」 私「じゃあ、作ってみようかな。」 友人「なんか、戦闘機っぽい感じだから、○ァルキリーっぽくしてみない?」 私「了解。あ、じゃ、カラーリングは例の神谷さん声の御方で、ついでだから、追加パーツ作って、”ス○ライク・ヴァル○リー”っぽい感じにしてみんべ。」 友人「じゃ、出来たら見せてね。」 たったこれだけで、製作が決まりました(笑)。 *** ところで肝心の概略ですが、まずこのキットは、ベースキット、というか、無換装状態では、HG ユニオン フラッグです。それに増加パーツを付ける位置に真鍮線やプラ棒を差し込む穴を空け、増加パーツにプラ棒や細い真鍮線を入れる加工をして、全部換装したオラザク機体”SVMS-01-ST ストライク・フラッグ”を、コンパチブルで製作できる完成品です。 ベースキットのHG ユニオン フラッグには一切改修とかはやってないです。キットそのものも、ストレート組みです。コレとは別に、ユニオンフラッグ完成品とサイズを合わせながら、増加パーツを作っていきました。 ただ、元々、ガンダムとは別の作品の機体をイメージして作っていたので、増加パーツは、ほぼ全て”ジャンクパーツ”を使ってます。塞ぐとか長さあわせに、プラ板プラ棒を使っているくらい。その”ジャンクパーツ”の出所は、秘密ですが、見る人が見るとわかっちゃいますね・・・。特に対空ミサイルポッドと大型レールガン・・・・。 キット説明 完成品オークションの案件説明でも製作者が書いていたのですが、HG 1/144 ユニオン フラッグは、完成度の高い、良キットです。全然手を加える必要がない。気になる人が適度に行う程度。ということで、私もベースキットのこれは、そのままストレート組みで、塗装だけオリジナルにしました。そのモデルとは・・・ 某巨大戦艦+可変戦闘機アニメの映画版のやつで、それのif設定として、神谷さん声の方の機体版 つまり、ス○ライ○・○ァル○リー V○-1S だから、カラーリングイメージも増加パーツもそれの完成品写真を印刷して、似せました。 塗装面 1)胸に黄色と黒のストライプラインをマスキング塗装で作る。 2)翼関係の端は、識別用マーカーとして、赤色 3)胸のダクトキャップを黄色 4)機体色を白(スプレーの1000番ホワイトサフと修正用のラッカー瓶ホワイト) 5)諸処に黄色塗装 6)設定にあるところでも、イメージにないところは塗装しないか機体色で塗装 増加パーツ面 1)機体右側に、MSモードで対空兵器にもなるように倒れる仕組みになっている、バーニア兼用の大型レールガン追加(プラ棒で取り付け) 2)機体左側に、大型バーニア(できるだけ右側のユニットに合わせる)兼用の大型対空ミサイルポッドユニット2門(プラ棒で取り付け。これだけガンダムキュリオスの対抗運用を意識してます) 3)腕部両外側に、追加バーニアユニット(細い真鍮線で取り付け) 4)脚部両外側に、追加バーニアユニット(細い真鍮線と固定用両面テープで取り付け) 5)主翼と副翼の下に、反応弾(特定熱源に反応して自動追尾する、例のミサイル)及び収納コンテナを追加。(主翼:左右4発ずつ、副翼:左右3発ずつ)。(ミサイルとコンテナは接着されてますが、コンテナ自体は全て細い真鍮線と、キットの翼パーツに付いていた、出っ張りに穴を空けて、それに真鍮線を通して固定してますので、脱着可能) 塗装 以下で使用されている塗料は、全てクレオス社製のラッカー系塗料です。バーニア部分は全て、金属塗料のクロムシルバーで筆塗装し、ティッシュペーパーで磨きました。パーツは機体色部分だけ、”1000番ホワイトサーフェイサー”のスプレー塗料で吹きつけしました。実はここで失敗してムラを作ってしまったため、後でホワイトを筆塗装して修正したため、正直、塗装面では、いまいちの完成品です。あと、それ以外の黒パーツとかはそのまま使ってます。 今回は上記の通り、ガンダムシリーズ以外の某機体をモデルにしているので、ちょっと配色を変えてます。変えた部分は上記ですが、使った色としては以下の通りです。 白:1000番のホワイトサーフェイサーの色のまま。修正用に塗料のホワイトを使ってます。 黄色:キャラクターイエロー 赤:艶消しレッド 黒:フラットブラック バーニアやボルトになっている部分:金属塗料のクロムシルバー(上記参照) 増加パーツ全体のグレー:1200番のグレーサーフェイサー(瓶塗料、希釈エアブラシ塗料)のまま プラズマソードのプラズマ部分:(特殊塗装)下地は1000番ホワイトサフで、その上にシャインシルバーを塗装し、完全乾燥してから、その上に”クリアーブルー”を筆塗装。これにより、クリアーパーツ風味のプラズマ刃になったと思います。 今回は、2つ目のダブルオー世界のMSということだったのですが、上記の通り、なんだか方向が随分変わっていった気もします・・・、いや、気ではないかも。 説明 ・・・・・・・・やっぱり、こういう機体になってしまったか・・・・って、意外に個人的には気に入っていたりします。別に例の機体、まんまではないし。あくまでイメージだったし。 これまた撮影までにそれなりにブランクが空いてしまったのですが、12月に真っ黒の専用機も出たり、UNION勢力ではまだまだ主戦力だし。AEUがパクった”AEUイナクト”とかの元ネタだし。 組み上げ ストレート組みなので、合わせ目消しは行ってません。後ハメ加工もしてません。 フィニッシュ&マーキング フィニッシュコートは無し。エクシアと同じ理由でマーキング無しです。 感想と補足 ジョーダン話から作った機体ですが、大量に写真撮ったり、なんだかんだで、入れ込んで作ったキットになりました。可変機体とはいえ、胴体のスライド機構以外、それほど大きく動く所もなく、結構、設定に忠実だと思いました。 で、その変型ですが、ユニオン フラッグ形態でのフライトポジションでは、説明書通り、足の膝の横にある穴に肘の突起を入れられますが、増加パーツを付けた状態では、この穴に脚部増加バーニアが付くので、この固定は出来ません。 他は説明書通りです。 そうそう、対空ミサイルポッドってのは、まさしく機体の上部をカバーする武装ですが、これは特にフライトポジションになったときに、発揮され、その運用指針は、ミサイルポッドコンテナを装着した”ガンダム キュリオス”のフライトポジション状態と同じです。ただ、バーニアも兼ねているので、キュリオスのようにコンテナを廃棄することはないです。 大型レールガンユニットは、ユニオン フラッグの主武装のレール砲を大型、長砲身化したものです。ただ、後ろは弾倉とバーニアユニットになっているだけなので、砲身は上下に可動し、方向を変更できます。曲がって折れる所から砲口までの電磁誘導で弾丸を高速射出する武器ですから、これでも十分加速できます。 ではでは。 |
74 | MS-14S-FT シャア・アズナブル専用ゲルググ・ファイナルチューンド (アクション写真) |
完成日:07/08/18 撮影日:07/12/06 ☆電撃ガンプラ王決定戦2007東京大会 参加作品のため、 電撃HOBBYマガジン08/1号の写真掲載を確認してから 作者である”このHP”に掲載しました。 ベース機体の登場作品:機動戦士ガンダム/機動戦士ガンダム MSV Scale & Grade a)ベース機体 機動戦士ガンダム/機動戦士ガンダム MSV No.076 1/144 HGUCキット 形式番号:MS-14A/MS-14C 名称:量産型ゲルググ/ゲルググキャノン (指揮官用ツノ付き) キット定価:1600円(税込み) b)各種ジャンクパーツ、真鍮線、プラ板、木製飾り台など 例 HGUC ゲルググマリーネ エントリー ゲルググJ SD リゲルグ エントリー Sガンダム ↓ MS-14S-FT シャア・アズナブル専用ゲルググ・ファイナルチューンド (MS-14S-FT CHAR'S GELGOOG FINAL TUNED) (オラ設定完成品です) |
<概略> *** 友人:「ところで、今度のガンプラ王、一緒に参加しません?」 私:「私、初めてなんですが、どんな感じなんですか?。雑誌とか観ると、凄いレベル高いし・・・。」 友人:「参加は自由だから大丈夫ですよ。頑張れば賞も取れるかもしれないし。」 私:「じゃあ、ドキドキするけど、今作っているのを、グレードアップさせて、参加してみますね。」 友人:「私は艦隊を作るつもりです。頑張りましょう!。」 後日、 友人:「ごめん!、どうしても製作が間に合わなくて、私は参加できなくなっちゃったんです。」 私:「いやいや、私のは出来上がっているから、とりあえず私だけ参加します。ところでK氏の作品はどんな感じですか?」 友人:「なんか、スナイパー系を造っているとか言っていたけど、かなりテンパってるみたい。」 私:「そっか、じゃあ、とりあえず私は参加しますね。」 友人:「ほんと、ごめん。一緒に会場には行きましょう。」 当日、会場にて、 私:「ああああ!!!!、スカートアーマーがとれたぁぁぁぁ!。」 会場の係員の人に頼んで作品を見て貰って、友人の元へ。 私:「ごめん!、そっこうで、瞬間接着剤買ってきて!、お願い!」 友人:「了解!、下で買ってくる!」 数分後、 友人:「ほい!」 私:「ありがと!」 作品の元へ戻り、なんとかスカートアーマーの関節部分を接着して、展示会場内へ。無事、作品を所定場所へ展示。 私:「はぁぁぁぁ、たすか・・・った。」 会場を後にし、友人と食事。その後、会場に戻り、自由閲覧時間に作品を閲覧。 友人:「あ!、これこれ!、K氏の。なんか間に合わなかったから、別なのを出したんだって。」 私:「それでも、巧いね・・・さすがです。」 その後、結果審査が終わる頃にまた来て、結果を知ってから作品を引き取り、参加賞のT3部隊正式採用版プリムローズキットを受け取り、帰宅。当然ですが、レベルは高いです。さすがガンプラ王。多少、私の作品を除いた、自分のマイ審査結果と、委員による、ほんちゃんの審査結果の違いに、疑問は残るが・・・。 *** ということで、この作品だけ特別扱いのHP掲載となりました。説明でも書いたとおり、こいつは、電撃ガンプラ王決定戦2007東京大会にエントリーしたときの作品のため、今月号(08/1月号)雑誌掲載まではデータを掲載してはいけないため、かなり遅いHP掲載となりました。 <機体説明> (一部、自分のblog記事転載) 掲載記事での、こいつのタイトルが、”MS-14S-FT”とだけしか書かれていなく、この機体の肝心な事を伝える部分が(文字の長さの関係で)割愛されてます。あと、このキットの要は、実はフロントではなく、リアなんです。とにかく説明します。 塗装:全面エアブラシ塗装。色はアニメのシャア専用機に合わせてます。 コイツの情報 形式番号 MS-14S-FT→MS14(ゲルググ)+S(シャア専用機)+FT(ファイナルチューンド) =MS14S-FT シャア専用ゲルググ・ファイナルチューンド 意味:シャアがゲルググ、ララァがエルメスで出撃し、ガンダムにエルメスを撃墜され、シャア自身もギリギリ帰艦できた、その後、ジオングも専用リックドムもない”if設定”において、帰艦した時のゲルググを修理し、さらに長距離ビームキャノン、ゲルググキャノンのキャノン砲、強化型ビームライフル、実体弾のミサイルポッド、プロペラントタンクと3重の後部装甲板と多数のバーニア、各所の使い捨て型の多重装甲を追加搭載して、ガンダムとの”最終決戦”に挑んだとした、シャアの最終機体=ファイナルチューンド、という意味を持たせた機体なんです。 でもって、全面からの被弾には主に多重装甲で、後方からは3重のスカートで防ぎ、多数のバーニアで機動性を上げ、さらに4機のプロペラントタンクにより、長時間使用が出来るようになっております。また、分割出来るようになったビームナギナタで接近戦、実体弾のミサイルポッドで近距離、ビームキャノンとビームライフルで中距離、ロングレンジビームキャノンで長距離をカバー出来ており、マルチレンジに対応した機体となってます。 実はここまで書かないと、意味がわからない機体なんです。 <キット説明> 覚えている限りですが、以下の流用パーツを使ってます。 ロングレンジビームキャノン(長いビームキャノン):1/144 エントリーのSガンダムのビームスマートガンのパーツを切り分けて使用。他はジャンクパーツとドレスアップパーツ。 後部プロペラントタンク:先が丸=市販プロペラントタンク。先がかくい=1/144 エントリーのゲルググJのプロペラントタンク。 増加スカートアーマー:1枚目(写真の1)=HGUCゲルググキットの物。2枚目(写真の2)=HGUCゲルググマリーネの物。3枚目(写真の3。一番外)=エントリーのゲルググJの物。他はジャンクパーツとドレスアップパーツ。バーニアも適当に。 胸部増加装甲:HGUCゲルググマリーネ 腰部増加装甲:HGUCゲルググマリーネ 脚部増加装甲:エントリー 1/144 ゲルググJ モノアイ:メタルシールの銀色部分に裏側で接着して切り取ったH-アイズをモノアイ支持パーツを改造した面に接着し、ライトで光るようにしました。 <塗装説明> 1)キットを洗剤で洗浄し、完全乾燥する。 2)1200番瓶詰めグレーサフを溶いて、サフのエアブラシ塗装。 3)乾燥後、アニメのシャア専用機向けの赤、グレーを調合し、塗装。他は明るいグレーや金属塗料のクロムシルバーで塗装。金属塗料部分は乾燥後、布で磨く。 4)スーパー艶消しクリアーでフィニッシュコート。 <雑多説明> まぁ初めてということや、実際に展示されている作品がどれほど造り込まれているかわからなかったので、思いっきり玉砕したわけですが、とりあえず賞を取った作品や、とっていないけど自分的に凄いと思った作品のレベルが自分の遥か上を行っていたので、たぶん、もう参加しないと思います。無理だ、ありゃ。 でも、自分的にシャアが乗ってくれるかもしれない機体だと思うので、それで満足です。全てのレンジをカバーした武器、機動性と航続性を考えた装備、ガンダムにも負けない・・・・・・・・・・・・・・・・と思う・・・・・・。 ではでは。 |
75 | MS-07S シャア・アズナブル専用グフ・カスタムチューンド (アクション写真) 装備:ツインヒートアックス、3連ミサイルポッド、ザクバズーカ |
完成日:07/11/18 撮影日:07/12/06 ベース機体の登場作品 OVA、劇場版「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」 Scale & Grade a)ベース機体 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 1/100 MGキット 形式番号:MS-07B-3 名称:グフカスタム キット定価:3150円(税込み) b)これまでに造ってきた武器類、各種ジャンクパーツ、真鍮線、プラ板など 例 1/144 機動戦士ガンダムSEED モビルグーン 1/144 機動戦士ガンダムSEED DESTINY スラッシュザクファントム エントリー 機動戦士ガンダム0080 ズゴックE ↓ MS-07S シャア・アズナブル専用グフ・カスタムチューンド (MS-07S CHAR'S GOUF CUSTOM TUNED) (オラ設定完成品です) |
<概略> *** 某日、 私:「さーて、この半ジャンク化したグフカスタムをどーすんべ・・・・・・あ!、使ったのは肩だけだから、なんか・・・・あ、あった!。グーン!。こいつの・・・・、でもって、これを・・・・・」 という具合に、アングラでパーツを合わせていって、造りました。 *** ということで、この完成品は、ネットオークション商品の例を色々参考にして、シャア専用にしてみました。設定では、ランバラルグフの時期は、シャアが失踪していた時期のため、本来あるはずのない機体です。シャアグフ(or シャアグフカスタム)は結構メジャーなオラザクで、設定も製作者で色々あります。史実では実はあったけど、シャアが失踪したため、届けられなかったとか、いろいろ。 私の設定も同じで、本来造ってあったが、届けられなかった幻の機体、としてます。ただ、手元にランバラルグフがなかったため、半ジャンクだったグフカスタムと、色々なキットを使って、塗装以外でも、オラザクにしてみました。 <機体説明> (久々にシナリオ調で) とあるMS開発ドック内 ドック整備管理員:「シャア少佐のおられる場所はまだわからんのか!。」 調査員:「はぁ、完全に姿を消されてしまったらしく・・・これだけの情報網にも全く・・・。」 ドック整備管理員:「困った・・・、もう新型機体はロールアウトしているというのに・・・・。」 そういうと、厳つい顔の赤い機体に目を向けた。ザクの強化新型機体らしい。 ドック整備員:「管理員殿!、もう最終調整は終わっております!、シャア少佐直々の調整が終われば、いつでも出撃できます!」 ドック整備管理員:「うむむむむ・・・・、仕方ない、ここのドックにとりあえず格納だけはしておこう。新型故、やたらに他の基地に移動できん!。整備員!、A3ドックに配置移動しておけ!、少佐がいらっしゃらない以上、仕方あるまい!。最終調整もここでペンディングだ!。整備員はランバラル様の青いグフの最終調整に移ってくれ!。こいつは終わり次第、ザンジバルに積み込む事になっている。急げよ!。」 ドック整備員:「了解しました!・・・・(ちぇ!、結構この機体、自信あったんだけな〜、趣味も入れて良いって言っていたから・・・まぁいいや)」 こうして、赤いグフは整備ドックの奥に格納された。そして、そのまま、出撃ドックに移動されることはなく、終戦まで眠ったままになるのだった・・・。 <キットや増設パーツの説明> 前述の通り、少々脚部の関節が緩く、さらに、ノリス専用ザクU用にガトリングシールドとかの武器、両肩パーツがなくなり、ジャンク扱いだった物を復活させた物です。流用パーツは以下の通り。 新造の両肩:エントリー「モビルグーン」の脚部(ふくらはぎの方)だけをプラノコで切り取り、形を整え、穴を塞いだり、空けたりして、両肩に。丁度大きさとか関節接合部が合いました。 両肩の姿勢制御スラスター(バリアブルスラスター):なんかのジャンクパーツを整形し、スラスターパーツを付けて、真鍮線で可動させました。地上戦で鋭敏に動くための姿勢制御用スラスターです。 背中増加バーニア:MG ザクU用のランドセルの余剰パーツ(内部だけ)を整形し、バーニアを付けて、それらしく。 脚部増加バーニア:エントリー「ザクウォーリア」の同じ所のパーツをプラノコで切り取り整形して接着。 脚部の増加膝:エントリー「モビルグーン」の肩の部分をプラノコで切り取り、整形して接着。 新造スパイクシールド:ザクUの余剰パーツ(内側のみ)とプラ板で整形、スラッシュザクファントムのシールドの棘を移植。 新造ツインヒートアックス:スラッシュザクファントムのビームアックスとかジャンクパーツで造りました。イメージは、サザビーのビームトマホークとスピア系。 スカート後部マルチラッチ:SDスーパーガンダムのGディフェンサーの関節部分を整形移植。ここには、武器とスパイクシールドを同時にマウント出来ます。 ツノ:ザクUの余剰パーツ(アニメ版ザクU指揮官機のもの) バイザー:これも欠損だったため、SDジオングの肩の先を切り取り、整形して接着。 モノアイ:メタルシールの銀色部分に裏側で接着して切り取ったH-アイズをモノアイ支持パーツを改造した面に接着し、ライトで光るようにしました。 さすがジャンクだった機体。ちゃんとした完成品にするのは大変です。 <塗装説明> 1)キットを洗剤で洗浄し、完全乾燥する。 2)1200番瓶詰めグレーサフを溶いて、サフのエアブラシ塗装。 3)乾燥後、アニメのシャア専用機向けの赤、グレーを調合し、塗装。他は明るいグレーや金属塗料のクロムシルバーで塗装。金属塗料部分は乾燥後、布で磨く。 4)スーパー艶消しクリアーでフィニッシュコート。 5)かるーくマーキング(ガンダムマーキングを多用) <雑多説明> なんか最近シャア専用が多いですが、さすがにこれで打ち止めだと思います。シャア用塗料は結構ありますけど。でもMGの大きさはさすがにオラとはいえ、大きくて迫力がありますし、ザク系機体は、武器のバリエーションが多いので助かります。 ところで、写真ページにある、おまけで造った、海兵隊からの依頼で造った”クローアーム”ですが、これだけ、浮いてますね・・・・。 ではでは。 |