ロサンゼルス見聞録HPバージョン
(プロローグ〜CHAPTER 1)
期間:日本時間2003/3/24〜2003/4/11、アメリカ時間2003/3/24〜2003/4/10
滞在(中心)都市:ロサンゼルス
プロローグ
正直言って、旅行の機会が来るまでの私生活は腐っていた。1年以上、毎日うだうだ生活していた。勿論、職探しはやっていたがこのご時世、そう簡単に職が決まるわけもなく、長期休暇という名目で、趣味に走っていたが、なかなか充実した生活という実感が湧かなかった。
ところが、ロス在住にして、向こうで就職して働いている一番下の弟が、日本出張で実家に帰って来ている事が、ターニングポイント発生の起爆剤となるとは、当初は思っていなかった。
そして、出張の仕事が終わり、彼がロスへ帰る日が近づいたある日の実家で、母、弟、私がこたつでまどろんでいたとき、以下の話が持ち上がった。
弟:俺の(ロスへの)帰国と一緒に、ついでにロスへ遊びに来ない?
母:それはいい!、是非行きなさい(暗黙に“行け!”)
そして半分、なし崩し的、半分興味があったので自主的に、急遽、ロス旅行が決まった。
期間は観光目的とは言え弟のロスの自宅に居候するので少し長めの(ロスの日付で)18日間と決まった。航空券は、弟の助力のおかげで、インターネット(以下、ネット)を使って格安の往復券が手に入った(実際は空港のカウンターでチケットを受け取った)。
出発までの期間が短かったので、メールで友人などに連絡し、ばたばたと旅支度を済ました。助言の通り、いつもの外出とは少し違った荷物構成となったが、なんとか詰め込みは完了した。
CHAPTER 1 旅立ちの刻(とき)
DATE:03/03/24 PM8:00頃(日本時間)
PLACE:自宅→空港
成田空港まではリムジンバスで2時間ちょい。道は空いていた。
第1ターミナル到着
食事は空港内の日本食のお店で一緒に鳥釜飯。
VARIG Brazil航空、出発時間大幅(約1時間)に遅れる。
TVはイラク戦争の情報だけ。
PLACE:空港→ロスの機内
ブラジル系航空会社なので、基本はポルトガル語。なので機内のサービスで、日本語どころか英語すら通じないことも多々あり。
機内食は相変わらず、旨い!。
それほど混んでいなかったので、夜の時間帯は弟も私も空いている席に移動し、2〜4席ぶちぬきの席を作ってぐーすか寝ていた。特に出張の仕事で疲れていた弟は、かなりの時間、熟睡状態。
私は慣れなかったのでトータルで3時間くらいしか寝られず。