CHAPTER 15 Let’s go to グランドキャニオン!!(その2)(ロス滞在 14日目)



DATE
03/04/06(日)

PLACE:車中


日曜日午前10時位(グランドキャニオンへの道中その2)

 さてモーテルの部屋を出て、支払いを済ませたら、部屋の紙に“お飲物をどうぞ”とのお決まりの紙があったので、好きな飲み物を飲んだ。朝だったので二人ともホットドリンクだった。弟はホットチョコレートで、私は弟が“これおいしいよ、俺はいつも飲んでいる”との折り紙付きの“甘めのカフェオレみたいなもの”を飲んだ。本当においしかった。まあ、さすがに1杯にしておいた。何杯でも飲めるが。



Tips:アメリカの飲み物(ホットドリンク)

 この話題は話すと長いので簡単に。このモーテルを経営しているおじいさんが併設している簡単なスーパーで、モーテルの料金を支払うときに飲める飲み物のことだが、Coldドリンクはさすがにいろいろあったが、Hotドリンクについては、大体決まっている。

“コーヒー”、“上記のカフェオレ”、“ホットチョコレート”(and“紅茶”)

 で、カフェオレのうまさは上記にしたので、ホットチョコレートの事にふれるが、これは実はアメリカではポピュラーな飲み物。前述の“甘いもの”の中に入れられるようで、実はそうではない。実は旨い!。甘めも程々で、一気に適度の糖分を吸収できる、非常に機能的な飲み物である。長距離ドライバーさんの様な、疲れている方々には、非常に重宝がられる飲み物である。こういう片田舎のモーテルでもおいてあった事からも、非常に親しまれていることが伺える。

 また、ここ(ロス−グランドキャニオン間のほぼ真ん中か、少しロス寄り。こういう場所の地名と位置は非常にわかりづらい。確認するにはFree Wayの標識しか方法が無く、夜中の到着だったのでよく確認できなかった)がどういう所なのか、まずは写真から。

写真28 モーテルのあった場所の周辺1

写真29 モーテルのあった場所の周辺2

写真30 モーテルのあった場所の周辺3

 ....まさしく、

“なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんも無い!”

 状態である。言い換えれば、

“砂漠の中に道が1つあって、そこにぽつんと建物がある”

 と、言った状況ですか。逆にこういう光景は、Free Wayでは、本当にぽつんとしかないので、給油や休憩のタイミングを誤って、道上で立ち往生したら、それこそ、“死”が待っている、わけで、こういうモーテルやスーパーやガソリンスタンドがいかにありがたいかを物語っている。いかんせん、道は本当にまっっっっっっっっすぐなので、支線のような気の利いたものは無い。地図上でも、そういう場所であることは明白である。

 それと後述するが、横を走っているのはFree Wayのほかに、有名な“ルート66”(Root 66)、大陸横断鉄道の線路(私はたまたま列車がゆっっっっっっっっくり走っているのを見た)しかない。

 さてここを後にして、少し走ったところ(これは知っていた)で朝食を取ることにした。そこは先ほどとは少し違っており、少し大きめのちゃんとしたところであった。

写真31 朝食を取った場所の近辺1

写真32 朝食を取った場所の近辺2

 宿泊したモーテルのあった場所よりは町らしいところであった。ちなみに朝食は無難であることと、私が好きになったので、例の“タコベル”で、タコスを食べた。やっぱり美味しかった。しかし、ドライバーさんである弟の頼みで、タコベルはもうここだけにしようとの事となった。彼は食べなれているからもある。今回はタコスピザにもチャレンジした。

 さらに走ったところで、ガロン当たりの単価の安いガソリンスタンドで給油した。ここで、

“写真かDVデータに撮っておけばよかった!”

 と後で思ったイベントが発生!。それは!、

“ハーレー(ダビッドソン)軍団”

 である。アメリカで“モーターサイクル(バイク)”と言ったら、9割方、

“ハーレーダビッドソン”

 なのだが、やっぱり、そういう方々が、給油のため、集団でスタンドへ入ってきた。

 しかし!、日本で言う“暴走族”とは、まるで違う風貌である。

“皮の黒ジャンパー”、“皮の黒いズボン”、“頭に(星条旗柄の)バンダナ”、“黒いサングラス”、“男性はひげ”(?)

 と、思いっきり、“T2T-800型のターミネーターのシュワちゃん”そのものの、

“おじさん”、“あんちゃん”、“姐さん”、“おばさん”、“ねえちゃん”

 の集団であり、非常に“気品”(?)がある。最初、勘違いして、彼らを

“イージーライダー”

 と呼んでいたが、実は“イージーライダー”は、チョッパー風の同じ様なバイクに乗った方々であり、ちと違うとのこと。彼らはまさしく“ハーレー軍団”そのものだそうです。ここで、“すいません、お揃いの所を1枚写真いいですか?”なんて、もし訪ねたら...、

“おお!、俺の相棒(ハーレーの事と仲間のこと)はグレートだぜ!、たっぷり撮ってくれよ!”

 などと話され、あげくに

“気にいってくれたかい?、そうだ!、俺の後ろに乗りな!、このルート66を一緒にかっ飛ばそうぜ!”

 などとなるのでは?、と弟に訪ねたら、

“十分、あり得る”

 との回答。でも、写真の1枚は撮っておくべきだった...。



PLACE:グランドキャニオン

 そうこうして、ずーーーーっと走ったら(通常の道に戻ったり、簡単な宿場町をすぎたりしたが)、なんとか今日中に“グランドキャニオン国立公園“に入れた。

 で、そのグランドキャニオンであるが、もう言葉で説明することはない。じっくり写真を堪能してもらいたい。

写真33 グランドキャニオンの風景1

写真34 グランドキャニオンの風景2

写真35 グランドキャニオンの風景3

写真36 グランドキャニオンの風景4

写真37 グランドキャニオンの風景5

写真38 グランドキャニオンの風景6

写真39 グランドキャニオンの風景7

写真40 グランドキャニオンの風景8

写真41 グランドキャニオンの風景9

写真42 グランドキャニオンの風景10

写真43 グランドキャニオンの風景11

写真44 グランドキャニオンの風景12



写真45 グランドキャニオンの風景13


写真46 グランドキャニオンの風景14

写真47 グランドキャニオンの風景15

写真48 グランドキャニオンの風景16



 ちなみに簡単にウェストリムからみた、その広さを説明すると、

“あの山っぽい所まで、15km”、“向こう側のリム(景色を見るところ)まで180km”

 というレベルである。私も最初、“これ張り付いた絵でない?”と勘違いしたくらいである。それぐらい広い。そして、寒い!。ちなみにここの標高は、大体富士山と同じ高さなので、やたら走ると、息が切れる。

そして、勿論、ホテル(ロッジ)には、大きな暖炉があった。ホテルと言うよりは、大きな山小屋であろう。

 それと、時間がちょうどよかったので、トラム(遊覧バスみたいなもの)に乗って、サンセットの絶景スポットに移動し、撮影したサンセットの写真がこれ。

写真49 グランドキャニオンのサンセット1

写真50 グランドキャニオンのサンセット2

 非常に幻想的な光景で、しばし、うっとりしていた。しかし、それ以上に、

“寒い!”

 本当に寒かった。サンセット迄の時間は、寒さで二人して飛び跳ねていた。尚、トラムでサンセットまで待つこともできたが、面白くないので外で写真を写していた。

 その後、今日の宿泊場所の“ラスベガス”へ向かうことに。これも勿論、車で、夜間のドライブである。

CHAPTER 16へ続く)  CHAPTER TOPへ)

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