CHAPTER 2 私たち、(ロスの)大地に立つ! (ロス滞在 1日目)



DATE03/03/24() 正午頃(ロス時間)

PLACELAXLOS.ANGELS 国際空港)


注:ロス時間は、日本時間に約7時間足して前日の日付となるので、到着時間の目安は、出発が、日本時間で03/24 20:00なら、20:009時間フライト+7時間=36:00-24:0012:00で、前日だから、03/03/24の正午頃の計算となる。以降、帰国までは、ロス時間で表示。

但し、アメリカではサマータイム(1時間時計を進める)を導入しているので、4/6からはさらに+1時間された時刻で表示する。

LAX内のImmigration(入国審査)で、困った。今回の場合、弟の家族と言う条件での入国なので観光ツアーの条件とは少し違っていたのだ。そのためかなり戸惑ってしまい、白い紙(ゲートを通るのに必要)を持っている弟と一緒に、説明付きで通る必要があったのだが、最初わからなかったので、どけんの係官に怒られた。

荷物を受け取り、どけんの係官をパスし、外へ。あ、暑い!。それに本当に英語表記しかない!。

荷物を移動するのに使う大型のカーゴは、荷物を車に積み終わって空になったら、LAX外のタクシー乗り場の側に無造作にほっておいて良い。担当の職員がちゃんと片づけてくれる。


私たちを迎えに来てくれたのは、写真1の弟のルームメイトのRUSSELさん(以下、ラッセル)。


Tips:日本の“〜さん”は英語圏では?

 ご存じの通り、日本では何かにつけて

“〜さん”

 と付けますが、英語圏ではこれに相当する言い方は、

“Mr.”,”Mrs.”

 等でしょう。しかし、これらで表現するのはビジネスの場とか、明らかに相手が他人だったとき。それに重複しては使いません。大体1回目だけで、後は“Bobby”とかの、その人の名前で呼びます。それと、相手との関係が私の場合みたいにルームメートの家族みたいな近い関係の場合、その人の名前やニックネームで呼びます。私の場合の“TAKA”です。これは日本で直訳すると、

“ボブ”、“タカ”

 と、不躾な言い方に聞こえますが、これでいいのです。この場合はあんまり“Mr.”等を多用するのは、他人行儀で好まれません。

 よって、この旅行中のルームメイト全員の名前は、1回目以外は全部、“さん”付けはしません。

いきなりの英語で戸惑う、が、弟が“彼(私)は英語を知っているけど、ほとんど喋れない”と説明してくれたので、本当にゆっくりと、簡単な英語で言い直してくれたので、やっとこ応対が出来た。しかし、弟と色々話しているときは、二人とも凄い(ジョーク混じりの)英語会話だった。


PLACELAX→弟の自宅

 弟の自宅まではラッセルの車で移動。彼の車はマツダの赤い車だった、が、イラク戦争中ということもあり、窓に日本語の大まかな意味で“ブッシュは悪い奴だ!”、“パトリオットミサイルはなにも解決しない”、等々、かなりの反戦文句がペイントされてあった。ちなみに向こうは車検制がないので、こういう車でもどうどうと公道を走れる。ただ、やっぱりかなり見づらいと思った。

 移動中の車中では主にラッセルと弟の会話の内容はやっぱりイラク戦争のこと。こっちの方は、日本ではあまり好まれない“政治話、文化論”をどうどうと会話に入れているので、1つの会話が非常にハイレベルだと思った。

 それとこちらは車大国なので、高速道路が非常に発達している。しかも、ほとんどの高速道路は、FREE WAY。つまり、無料!。それと、勿論ポリスが見張っている所もあるが、ほとんどの車は速度制限を守っていない。ある意味それが当たり前。勿論、ラッセル号も猛スピードでかっ飛ばしていた。

 それといつでも降りる事が出来、自由に入れる。途中、GAS(ガソリン)を入れるため降りて、ラッセル自身が入れた。そう、こっちの給油は全て自分でやるのだ。それも精算はすべてカード。ちなみに単位は、日本のリットルではなく、全てガロン。ここでの給油時の値段は、1ガロン=2ドル20セント(2.20$)=約240円。単位が違うので慣れるまで少し時間がかかる。

写真1 Mr. Russel (+ペットの老犬ブリッツン(♀))



PLACE
:弟の自宅

 やっとこ到着。車に関しては前記の通りなので、弟もマイカーを持っている(メインで乗っている車しか自宅に置いていないが、実際には仕事柄、3台持っている)。しかし!、彼の日本出張が予想外に伸びて、2ヶ月に及んでいたので、彼の車の内部は、なんと!、カビていた!。これには本人が一番驚いていた。

 家は薄緑色(写真のように私の旅行中に、この家を売る関係で白色にペイントされた)のアメリカでは一般的な平屋。でも、土地面積は日本の家より広かった。


写真2 自宅(白色にペイントの後)


 家の構造は、同居人3人に一人ずつ1部屋用意されており、共通の場所は、庭、キッチン、ダイニングルーム(居間)、レストルーム(バスタブ+シャワーとトイレ)。

 それと弟の要望で、アメリカの土足生活をやめて貰い、基本的に家の中ではスリッパを使用して貰うことになっている。私も持ってきたスリッパに履き替える。


PLACE:弟の自室

 とりあえず荷物を片隅に置かせて貰い、整理。

 彼の家はADSL回線になっているので、実家から持ってきたB5サイズノートPC“VAIO”を設置。これで情報入手やメールに関しては問題なし。

 しかし、その後、異常なまでの“時差ボケ”と環境変化に身体がびっくりしてしまい、やはり時差ボケの弟と共に、それぞれの寝床で(最初は二人ともベッド、その後、気まずくなったので、私が別のスペースに作ってもらった簡易ベッドで)、寝た。そう、二人ともぐっすりと寝まくった。ちなみに、ロス在住1日目はこうして終わった。ちなみに昼飯、夕食は取っていない。

CHAPTER 3へ続く)  CHAPTER TOPへ)

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