CHAPTER 6 なんとか回復の方向へ(ロス滞在 5日目)



DATE03/03/28(金) 午前11時頃

PLACE:家

 さすがの私もこれまでのようなどーしょーもない状況に危機感が出てきたのか、今日は本当に簡単に家の近くを散歩した。但し、公園を越え、近くのFree wayのガードの手前まで歩いた程度。ただ、外出する気が出ただけ、これまでよりはずっとまし。

 歩いてわかったこと。


Tips:アメリカの横断歩道事情

 写真6は、日本にはない。こちらの道路にある横断歩道のボタン。

写真6 横断歩道のボタン

 これ、まさしく“横断するためのボタン”でして、勿論押したからと言ってすぐに横断できない点では日本の横断用ボタンと同じですが、決定的に違うのは、

“押さないと永遠に横断できない”

 ことです。つまりこのボタンは、横断する人が、“横断する“事の意思表示をするボタンでして、横断方向の信号が青になったときに、横断歩道用の信号を”横断“にするためのボタンなんです。例として、弟は最初このボタンのことを知らず、押さないでいて、10分くらい横断できなかった経験があります。

 ついでに、押して“横断する”にしても、異常なほど横断可能時間が短いです。歩幅の大きいこちらの方々でも、多分早歩きしないと横断を完了できません。しかしご安心!。こちらでは、

“止まれになっていても横断歩道上に人がいればどんなことがあっても車は止まってくれる”

 わけで、たいてい横断している人が急いでいる場面には出くわさないのです。私はこのトリックに慣れず、9割方、駆け足で横断していました。よって後述の様な、Unluckyな事になりました。

 それと活を入れるために、ということで弟がFree wayで20分位の所にある、美味しい韓国料理のお店に連れて行ってくれました。



Tips:アメリカでの(美味しい)韓国料理店事情

主に“豆腐“をアレンジした辛そーな料理でした。薦められて頼んだ、この店ではスタンダードな料理の名前は、

Tofu soon“(トウフ スーン、8$位)

 で、こいつの具は色々選べます。例えば、シーフード系、肉系、野菜系、等です。私は弟がよく食べる牛肉系、弟は初めて頼むシーフード系でした。それと、ここでの標準的なこの料理には“骨付きカルビ肉“が付いてきます。

 さて、店内は混んでいたが、注文を済ませ、席について待っている、と、なにやら注文にないお総菜系(主にキムチ、カクテキ、スープ等)がぞろぞろ...。弟に訊くと、

“韓国系料理店では、このぞろぞろ出てきた物は当たり前のサービス品で、ビールを頼んでいる俺らにはちょうど良いつまみだね”、とのこと。ちなみにおかわり自由。ほとんど辛いものだったが美味しい物もあったのでぱくついていたら、

“これから来る注文料理があるからほどほどに。これ、残しても全くOKだから”

 との事だったので、その時はよくわからなかったので、ハシを休めた。

 で、注文料理到着。.....げ!、なんだ!この量は!。しかもとーふの入っているメイン料理の“Tofu soon”って...。

“真っ赤!”

 私は食欲が減退していたので、途中でGive up!。でも食べ慣れている弟は、これを、美味しそうに全部平らげておりました。但し、私は唯一食べられそうだし、美味しかったので全部食べた横の骨付きカルビ肉は残していました。

 しかし、弟にはちゃんと考えがありました。このカルビ肉、実は“Take out”(持ち帰り)が自由なんです。で、結局、弟はそれは梱包して貰って持ち帰りました。

 ここで結論。

“料理で持ち帰られる物は、お店で食わず、持ち帰れ!”

 しかし、この料理は食欲減退状態を回復する、どころか、痛恨の一撃でした....。美味しかったけど。


Hey guy!、It’s very hot and heavy.(ちと辛すぎで重いよぅ)

っす。



CHAPTER 7 お洗濯〜、お洗濯〜(ロス滞在 6日目)



DATE03/03/29(土) 午前10時頃

PLACE:家、コインランドリー

 今日は弟の依頼通り、ラッセルと一緒に車でコインランドリーに洗濯に行きました。体調もかなり戻り、あとは乾燥している暑さの克服です。



Tips:アメリカンなコインランドリー

まあ、この洗濯をするのだって、全然日本と違う(洗濯25¢コイン×8枚、一番短い時間の乾燥25¢×1枚)、を溝にさしてガチャンと押すと動き出す。

何で簡単に1$×2にしないかと言うと簡単で、

“アメリカでは25¢コイン(クォーターコイン)は非常に好まれて使用され、1$紙幣の様な紙幣はこういう場所では使われない。”

 からです。とにかく至る所で、25¢コインは使われます。スーパーの¢部分の支払い、自動販売機、カジノのスロットの単位...。よって、

“こっちに来たら、とにかく25¢コインは常に確保しておけ!”

 なのです。

さて、ラッセルは、洗濯物を仕込んだら、外のベンチでギターの練習(こちらの方が時間の使い方が非常にうまいです。洗濯の間の時間にも練習をします)をしていました。すると、(後で友達になったのだが)黒人さんと白人さんの連れが、ひょろ〜っと来て、なにやらラッセルに話してきました。全く持って、訳の分からない、いろいろな経験ができます。

まあ、聞き取り20%、こちらからのトーク20%位しか正確ではないけど、ラッセルがフォローしてくれます。しかし、ラッセルのフォローが無かったら、ほとんど聞き取るのも話すのもチンプンカンプンの英語だったりします。唯一自分を呼んでいるんだなあ、ってのがわかるのが、こちらでの私のニックネーム”TAKA”(タカ)です。後はその場のフィーリングである意味勝手に解釈してます。英語は英語で覚えろ、とはよく言った物です。その通りです。ちなみに先程の友人になったとは、単なる握手だけです。ラッセルのギターの練習を隣で聞いていたので。

それと前述の通り、この日と明日は、家を高く売るため、家を白色にペインティングしてます。こちらでは家の持ち主(この場合、大家さん)が家を売ってしまうことが意外にあるらしく、高く売るために、こちらでは一般的な“家の色が白”にします。

CHAPTER 8へ続く)  CHAPTER TOPへ)

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